きのうの午後、千里南公園でカルガモの着水遊泳姿を撮る(写真下)。ふと、俳句の修行「淀川」を思いつく。大阪にいながら一度も観察していない。阪急・十三までの切符を衝動買いする。淀川左岸の河川敷を西中島南方まで散策した。およそ40分。いろんな秋を見た。セイタカアキノキリンソウ、ススキ、ヨシ、イバラの赤い実も。キバナコスモスやピンクのコスモスもあった。花を摘んでいる老人に聞く。「河川敷にコスモスが咲きまんの?」。「大雨の前まではな。一面にコスモス畑やったんやで。ことしはこの通り(雑草)やけどな」。セイダカアワダチソウの中にところどころ咲いているコスモスを集めている。ススキや赤いイバラの実を集めている熟女にも出合った。「それなんでっか」「バラです。きれいでしょ」「うん」。河川敷には、自転車を持ち、犬や猫を飼っている“居住者”もいた。
「秋」の季語。きょうは「地理」の勉強。角川の俳句大歳時記は30語を掲載。うち基本季語は、秋の山・花野・秋の田・秋の水・初潮の5語。秋水は「清く冷やかに澄みわたった水」とある。南千里の牛ヶ首池も十三の淀川の水も澄んではいない。濁ってもいない。何と言えばいいかナ。表面は青く澄んでいるように見えるが魚影を隠すのにちょうどいい澄みかた。(写真上は服部緑地公園花壇)
鴨三羽ざばっと仲良く秋の池 昇龍子
淀川の釣り船翁影ほそく 同
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ノーやん
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