ノーやん日記パート2

「秋」の季語勉強②「天文」編ー月の蝕

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 晴れ。ひんやり朝。けさのホットニュース。青色LEDを開発した赤崎勇名城大教授、天野浩名大教授、中村修二カリフォルニア大サンタバーバラ校教授の三氏がノーベル物理学賞を受賞しはった。おめでとうさん。赤・緑・青の三原色がそろい白色光の照明が可能になった。用途が飛躍的に拡大した。耐久性もあり消費電力も少なくて済む。わがマンションの通路灯もLEDに全面切り替えし明るくなった。日本人受賞者は、12年に医学生理学賞を受賞した山中伸弥氏以来で計22人になる。物理学賞は08年の南部陽一郎、小林誠、益川敏秀の三氏以来で10人。赤崎さんは85歳。会見で青色発光ダイオードの開発研究に60年間を費やしたと語った。すごいなあ。感謝、感謝。

 もうひとつ、今夜は皆既月食という天文ニュース。おとといは十三夜。台風一過の後の月だった。皆既月食は、2011年12月10日以来3年ぶり。今夜19時24~26分に始まり20時24~25分に終わるそうな。部分月食の始まりは18時14~15分。終わりは21時34~7分。皆既月食中、月がすっぽり地球の陰に入りオレンジ色になる。双眼鏡があれば月の右手に天王星が見えるという。天文ファンにはたまらない夜。俳人研修の好機。

 「秋」の季語集「天文」編をひもとく。79語あり。うち、秋の日・秋晴れ・鰯雲・月・名月・十六夜・後の月・天の川・秋風・野分・秋の雨・稲妻・霧・露の14語が基本季語。一口に月といっても初秋、仲秋、晩秋で趣きが違う。ハイライトは「名月」やろ。すぐ浮かぶのは「名月や池をめぐりて夜もすがら」の芭蕉句と「名月をとってくれろと泣く子かな」の一茶句。「十六夜」や「後の月」は詠みづらいな。月食の句はあるんやろか。探したが見当たらん。月が蝕むでは句にならんか。ならばあえてー。昼はタマネギ、ピーマン、肉団子と鷹の爪を使ったパスタ。上々。写真は撮りだめした服部緑地公園の円形花壇。
               天王星輝き出づる月の蝕 昇龍子

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%} 皆既月食を今見ています。19時24分ごろから19時40分現在、上部が少し明るく下部は暗いオレンジ色です。宇宙人なることたしか月の蝕。即興句です。
fm
ノーベル賞の受賞はすほいですね。平和賞とちがい文句なしですよ。

皆既月食の名句期待します。
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