この12月1日(木)、やっと、日本から、ロンドンの自宅にたどり着きました。24時間くらいかけて、。
プロ野球、アメリカ大リーグで、ちょっと異様なことが起きている。
先に終った規定のリーグ戦の結果を元に、両リーグ各15チームずつから、それぞれ上位6チームが残り、プレイオフ。
3段階に分れる。第1=最長3試合、第2=最長5試合。第3=最長7試合で、リーグの覇者を決める。そして、覇者同士がワールドシリーズに進むというわけである。
アメリカンリーグは、順調に、1位アストロズと2位ヤンキースが第3段階に駒を進めて、ヒューストンアストロズが勝った。
それはいいのであるが、問題はナショナルリーグの方である。
なんと、最終段階に残ったのは、5位サンディエゴパドレスと6位フィラデルフィアフィリーズ。そして事もあろうに、フィリーズが4勝1敗で勝ってしまったのである。
フィリーズの第1段階=2勝0敗、第2段階=3勝1敗と、これまた危なげない。因みに、フィリーズの今期レギュラーシーズン勝率 0.537。リーグ1位LAドジャースのそれは、0.685。
スポーツの世界で、あるチームが、波に乗ると、実に怖い。これで、今年のワールドシリーズはアストロズ(ア1位)vsフィリーズ(ナ6位)ということになった。
これで、フィリーズが勝ちでもしたら、我々、なんだかキツネに騙されたような気になるのではないであろうか。
それはさておき、私、アストロズに、好きな選手がいる。
ホセアルチューブ(Jose Altuve).。私好みの小柄な2塁手で、実に華麗な守備を見せる。また打撃も素晴らしい。ホームランも打つ。
https://www.instagram.com/josealtuve27/?hl=en
今期ドラフト1位で読売に入った浅野翔吾選手が、斎藤佑樹との対談で、彼を褒め称えていたのを見、興味を持った。もちろん、名前は知っていたが、実際にその姿を見るのは初めて。
大男揃いのプロ野球の世界にあって、彼の小柄ぶりは実に目を惹く。なんと167センチ、75キロ、奇しくも、私と同じである。32歳(あっ、これは違う)。
過去11シーズンで通算打率0.307. ホームラン192本。実に立派である。
それもう一つ。彼の出身地がベネズエラであること。
私、ベネズエラに知り合い(ベネズエラ人の)があり、彼も昔、野球をやっておられた。もちろんアマチュア。三塁手。打順はと聞くと「8番」という答えが返ってきた。
なんでも、ベネズエラで、最も人気のあるスポーツは、野球なんだそうである(フットボールではなく、)。目下、大リーグに50人近いベネズエラ人がいるんだとか。
そういえば、昔ベネズエラ人で野球の殿堂入りした有名な選手がいたことを思い出した、。ルイスアパリシオ(Luis Aparicio)。主にホワイトソックスに在籍した遊撃手。でも、この人は、どちらかというと、守備の人なのではないであろうか。
というわけで、わたし、ベネズエラとはちょっとした縁がある。
ちなみに、この国、莫大な石油の埋蔵量を誇り、十分豊かな国になる可能性があるのに、その方向を誤り、今は、国力が沈む一方なのだとか。
だから、私、余計に、アルチューブ、そして、彼のいるアストロズを応援したくなる。
普段は、判官贔屓の私。しかし、今年ばかりは、アストロズに旗を振る。
(A)
「岸田くん、いいかい、これは理屈じゃねえんだよ、理屈じゃ。ここは、何としても”国葬”で行かなきゃ。国葬だよ、国葬。わかったね、」
(B)
「ダメなものはダメなんです。消費税上げるなんて、もうっ、絶対にダメ!」
(A) は、麻生太郎副総理の弁。
(B) は、 昔、私がまだ日本にいた時に聞いた、社会党党首、土井たか子の発言。与党自民党が総選挙にあたり、消費税を引き上げようとしているのに対して、。
(B) を聞いた時、別におかしくは思いませんでしたが、今聞くと非常におかしいです。
しかもそれが、ちゃんとした政党の党首からのものであったので尚更です。増税をするのは、お金が足りないから、するわけでしょう。増税をしなかったら、どこから不足分のお金を捻出するのかをきちんと説明しないといけません。
これら二つの発言は、言葉が悪いかもしれませんが、私からすれば、発想が「ナントカ組の怖い親分」のそれです。
そして、いずれも、少しも民主的ではないけれど、日本人ならば、まあ、理解できる。そして、そういうことがまかり通る。
日本という国、明治に入り、表面的にしろ「近代国家」の仲間入りして、せいぜい150年ほど。その前までは、封建制度が全ての国でした。
でも、たかだか150年くらいで、日本国民の思考回路が、そう簡単に変わるはずがないではありませんか。
ですから、「民主主義」とかいう、西洋流の考え方を持ってきても、根底は、そんなに変わっていません。
日本国民の発想は、こういうことです。
いろいろ部分的に、非民主的で不都合なところがあっても、全体が、なんとか「丸く」収まってくれれば、それが一番。
私、そういうことはわかりますが、「個人的に」、受け入れることができません。
だから、日本を出たのです。それで、気持ちはすっきりしました。
しかし、日本人が、また日本の文化が好きなので、時々、日本に帰っているのです。
私、来年78歳。
みなさん、ユーチューブ(Youtube)ってご存知ですよね。どういう仕組みなのかはわかりませんが、コンピューターのインターネットを使って色んな動画を流す機能です。
流されるものって、映画やドラマ、またスポーツのゲームなど雑多です。
また、個人的に、いろんな話題を立ち上げて、そういうものを流す人もおられます。
そしてそういうことをする人が、ユーチューバー(Youtuber)。
どうやら、自分の流したものの視聴回数によって、そのTuberに経済的な見返りがあるようで、今の日本の若者の「やりたい仕事」のかなり上位に位するんだとか。
へー、Youtuberが仕事なんですか。まあ、若い人たちにとっては「格好いい」んでしょうね。
ただ、そういう人たち、頭の回転が早くて、容姿まずまず端麗、しかも「しゃべり口」が滑らかでないといけません。
以前は、中田敦彦という人のYoutubeを時々みていました。
しかし、彼の「英語学習」というものに対する考え方が、あまりにも「軽佻浮薄」すぎるので、彼のは、それを機に観なくなりました。ただ、この人、昔、吉本におられたとかで、喋りは上手です。
今、観ているYoutuber がおられます。
この人は、まだお若いですが、弁舌が立ちます。そして取り上げられる話題と言って、日本のNHKなどが、まず取り上げてくれないようなものばかり。
例えば、在日韓国人の話とか、被差別部落の話とか、。
先日は、大阪西成区の話を取り上げておられました。実際、西成に入り、寝起きして取材されるんです。だから説得力があるんです。
私、もうすぐ、日本に行きます。その時、大阪の西成に敢えて行きたいと思ったのは、まあ、そこに知り合いがおられるからですが、彼のこのYoutube を観たからでもあります。
このYoutuberの名前ですか?
よくぞ、お訊きくださいました。これがまた、実にふるっているんです。
「ドントテルミー荒井」
英語で書きますと、Don't tell me a lie。
「俺に嘘つくんじゃねえぞ」ということですね。
一度観てみてください。