日々感ずることを、徒然に書いています。ご笑覧あれかし。

言葉というもの、非常に興味があります。

日本に行ってきました。

2022-12-05 16:22:58 | 日記

この12月1日(木)、やっと、日本から、ロンドンの自宅にたどり着きました。24時間くらいかけて、。

 
でも、もうクタクタ。
 
ちょうどその日、サッカーW杯、日本vsスペインの試合があって、TVのスイッチをいれましたが、すぐに眠ってしまい、日本が勝ったことは、後からわかった次第。
 
それから2、3日経っていますが、スーツケースは、開けたものの、玄関におきっぱなし。まあっ、いいか、。
 
帰宅後、すると言えば、とにかく、「寝る」こと。
 
今日は日曜日。やっと、身体はほぼ平常に戻りました。おかげさまで、。
 
今回の帰国は、実に3年半ぶり。私が、もう少し若ければいいのですが、目下、何しろ77歳と10ヶ月。来年2月で、78歳になります。
 
ですから、この夏、急に思い立ち、「今、行っとかないと、いつ行けるか、分からへん」。
 
飛行機切符を予約したのが、この7月。日本航空でしたが、その頃は、まだ、安かったのです。14万円くらいでしょうか。
 
綿密な予定を立て、それを、逐一こなしていくのに腐心しましたが、まずまず、これと言った失敗もなく。
 
ただ一つだけ、それも、日本に着いて2日後の土曜日にありました。今思い返しても、ヒヤヒヤものです
 
その日の午前中に、京都中央郵便局で、現金を5万円引き下しました。その時、私自分のカードをATMの機械のどこかに置き忘れたままにして、場を去ったのですね。
 
いつもは、「どこにしろ、場を去る時は必ず振り返ること」という鉄則を守っているのですが、その時ばかりは、それをしませんでした。滋賀県で、私のために歓迎パーテイがあり、それに気を取られていたのでしょうね。
 
そのパーテイ会場に着いてからしばらくして、何気なく自分の財布を見たら、なんと、カードがないではありませんか。
 
私、慌てました。結局、そこにいても、埒があかないので、京都駅に戻り、隣接する中央郵便局に急いで駆けつけました。
 
すると、朗報が待っていたのですよ、大朗報が、。その私のカードが置き去りになっているのを見つけられたお方が、それを郵便局に届けてくださったのですね。
 
私の失態の見返りに、いろんな良い偶然が重なり、カードが戻ってきたというわけです。
 
それが日本でのことであったのが一つ。これは大きいです。また、土曜日の出来事でしたが、中央郵便局という大きな郵便局であったこと、また、カードのないことに気づくのが早かったこと、等々、。
 
私、喜び勇んで、滋賀県のパーテイに再度合流いたしました。皆様には、ご迷惑をおかけしましたのでね。あれで、カードが見つからなかったらと考えると、ぞーっとします。
 
でも、この一事を除けば、あとは、まずまず順調でした。行ったところと言って、京都を基点にし、滋賀、仙台、東京、修善寺、名古屋、大阪、熊本、神戸、、。
 
JRの全線定期を持っていましたので、もっともっと行けましたが、この歳では、ご一緒くださるお方がおられないと、ちょっと無理です。
 
日本では、食べるものが、何であっても、まあまあ美味しいこと。そして、そんなに高くもありません。
 
私、日本料理というのは好きですね。実に芸がこまかい、神経が行き届いている。日本の庭園もしかり。
 
ただ、いつもいつも、高級なものばかり食べていたのでなく、庶民的だけれど、美味しいものというのもいただきましたよ。
 
大阪には何度か行きました、特に西成。そして新世界。大阪は、何につけても実質的。気取ったところがなく、安くて美味しい。大阪フィルの本拠地が西成にあるのには驚きましたね、ちょっと。
 
終盤のは、神戸にも行きました。88歳の姉がいるからですが、その二人の娘さんにもお会いし、実に楽しかったですね。須磨区の名谷に住んでいるんですが、ここは、比較的新しいところあって、緑が多く、また、嬉しいことに、電柱がないんです。気に入りましたよ。
 
上の姪っ子、「おじさん、日本に帰ってきて、名谷に住まはらへん?」ですって。
 
私、日本は好きです。だから、このようにして、時々帰るんですが、ちょっと疲れます。まあ、都会に限ったことでしょうが、ゆったりしたところが、あまりありませんのでね。
 
それに、大きな駅とか、バスの中とかで聞かされる、過剰アナウンス。何か子供に言っているみたい。親切心からなんでしょうか。
 
東京では、浅草に滞在。そこで観た、寄席は結構面白かったですよ。次回は、大衆演劇に挑戦しようと思っています。
 
日本で見かけなかったものがあります。落書きと空を飛ぶ鳥です。
 
落書きがないのは嬉しい、。鳥がいなかったのは、時節柄なのかもしれませんね。
 
最後に。
 
今回の帰郷では、いろんな人にお目にかかり、色々とお世話になりました。ありがとうございました。またお会いいたしましょうね。

MLBニューズ、そしてアルチューブ

2022-10-29 07:31:19 | 日記

プロ野球、アメリカ大リーグで、ちょっと異様なことが起きている。

先に終った規定のリーグ戦の結果を元に、両リーグ各15チームずつから、それぞれ上位6チームが残り、プレイオフ。

3段階に分れる。第1=最長3試合、第2=最長5試合。第3=最長7試合で、リーグの覇者を決める。そして、覇者同士がワールドシリーズに進むというわけである。

アメリカンリーグは、順調に、1位アストロズと2位ヤンキースが第3段階に駒を進めて、ヒューストンアストロズが勝った。

それはいいのであるが、問題はナショナルリーグの方である。

なんと、最終段階に残ったのは、5位サンディエゴパドレスと6位フィラデルフィアフィリーズ。そして事もあろうに、フィリーズが4勝1敗で勝ってしまったのである。

フィリーズの第1段階=2勝0敗、第2段階=3勝1敗と、これまた危なげない。因みに、フィリーズの今期レギュラーシーズン勝率 0.537。リーグ1位LAドジャースのそれは、0.685。

スポーツの世界で、あるチームが、波に乗ると、実に怖い。これで、今年のワールドシリーズはアストロズ(ア1位)vsフィリーズ(ナ6位)ということになった。

これで、フィリーズが勝ちでもしたら、我々、なんだかキツネに騙されたような気になるのではないであろうか。

それはさておき、私、アストロズに、好きな選手がいる。

ホセアルチューブ(Jose Altuve).。私好みの小柄な2塁手で、実に華麗な守備を見せる。また打撃も素晴らしい。ホームランも打つ。

https://www.instagram.com/josealtuve27/?hl=en

今期ドラフト1位で読売に入った浅野翔吾選手が、斎藤佑樹との対談で、彼を褒め称えていたのを見、興味を持った。もちろん、名前は知っていたが、実際にその姿を見るのは初めて。

大男揃いのプロ野球の世界にあって、彼の小柄ぶりは実に目を惹く。なんと167センチ、75キロ、奇しくも、私と同じである。32歳(あっ、これは違う)。

過去11シーズンで通算打率0.307. ホームラン192本。実に立派である。

それもう一つ。彼の出身地がベネズエラであること。

私、ベネズエラに知り合い(ベネズエラ人の)があり、彼も昔、野球をやっておられた。もちろんアマチュア。三塁手。打順はと聞くと「8番」という答えが返ってきた。

なんでも、ベネズエラで、最も人気のあるスポーツは、野球なんだそうである(フットボールではなく、)。目下、大リーグに50人近いベネズエラ人がいるんだとか。

そういえば、昔ベネズエラ人で野球の殿堂入りした有名な選手がいたことを思い出した、。ルイスアパリシオ(Luis Aparicio)。主にホワイトソックスに在籍した遊撃手。でも、この人は、どちらかというと、守備の人なのではないであろうか。

というわけで、わたし、ベネズエラとはちょっとした縁がある。

ちなみに、この国、莫大な石油の埋蔵量を誇り、十分豊かな国になる可能性があるのに、その方向を誤り、今は、国力が沈む一方なのだとか。

だから、私、余計に、アルチューブ、そして、彼のいるアストロズを応援したくなる。

普段は、判官贔屓の私。しかし、今年ばかりは、アストロズに旗を振る。


だから、時々日本に行くんです

2022-10-28 23:19:49 | 日記

(A)
「岸田くん、いいかい、これは理屈じゃねえんだよ、理屈じゃ。ここは、何としても”国葬”で行かなきゃ。国葬だよ、国葬。わかったね、」      

(B)
「ダメなものはダメなんです。消費税上げるなんて、もうっ、絶対にダメ!」

(A) は、麻生太郎副総理の弁。

(B) は、 昔、私がまだ日本にいた時に聞いた、社会党党首、土井たか子の発言。与党自民党が総選挙にあたり、消費税を引き上げようとしているのに対して、。

(B) を聞いた時、別におかしくは思いませんでしたが、今聞くと非常におかしいです。

しかもそれが、ちゃんとした政党の党首からのものであったので尚更です。増税をするのは、お金が足りないから、するわけでしょう。増税をしなかったら、どこから不足分のお金を捻出するのかをきちんと説明しないといけません。

これら二つの発言は、言葉が悪いかもしれませんが、私からすれば、発想が「ナントカ組の怖い親分」のそれです。

そして、いずれも、少しも民主的ではないけれど、日本人ならば、まあ、理解できる。そして、そういうことがまかり通る。

日本という国、明治に入り、表面的にしろ「近代国家」の仲間入りして、せいぜい150年ほど。その前までは、封建制度が全ての国でした。

でも、たかだか150年くらいで、日本国民の思考回路が、そう簡単に変わるはずがないではありませんか。

ですから、「民主主義」とかいう、西洋流の考え方を持ってきても、根底は、そんなに変わっていません。

日本国民の発想は、こういうことです。

いろいろ部分的に、非民主的で不都合なところがあっても、全体が、なんとか「丸く」収まってくれれば、それが一番。

私、そういうことはわかりますが、「個人的に」、受け入れることができません。

だから、日本を出たのです。それで、気持ちはすっきりしました。

しかし、日本人が、また日本の文化が好きなので、時々、日本に帰っているのです。


エリザベスラインで、「下見』

2022-10-27 06:47:17 | 日記

私、来年78歳。

 
人間、これくらいの歳になりますと、いろんなことに自信がなくなって来るものですね(ただ、その逆に、若い時より、自信のあることも当然あります)。
 
昔はなんとも思わなかったような事が、気になり始めるなんて言うのが、その好例です。
 
私、もうすぐ日本に行くんですが、これまで、日本に行くのに保険などかけたことはありません。「大丈夫!」だと思っていたのです。
 
しかし、自分の年齢を考えると、日増しに不安になってきて、今度ばかりは、最低限のをかけました。
 
これが一つ目。
 
次は、空港に行くのにタクシーを使うかどうかということです。インターネットで簡単に予約できる思うんですが、いつもは近所の会社に電話で予約していたのに、コロナの所為で、そんなのがなくなってしまったのかもしれません。どこにも見当たらないのです。
 
朝10時くらいの便ですから、じゃ地下鉄はどうなの?でも、大きな荷物があるしなあ、、。という訳で、しばし、タクシーか地下鉄かで、行ったり来たり、逡巡すること数回。
 
そこで、昨日、地下鉄で空港に行く場合の、「下見」に行ってきました。いかにも私らしい慎重なやり方ですね(そして、この下見のおかげで、地下鉄に落ち着きました)。
 
ただ、ここで「地下鉄」といっても、今年の7月だかに開通した「エリザベス線」。莫大な金額をかけ、長年の懸案だった、近代的で立派な地下鉄路線です。
 
何回か乗りましたが、ゆったりしていて、もちろん綺麗、そして非常に静かな新路線です。幸い、エリザベス女王がまだご存命であった時に開通しました。
 
そして、驚くことに、殆んど、このエリザベス線だけで、我が家から、ヒースロー空港まで行けるんですよ(ただ乗り換え2度)。
 
所用時間ですか?一時間半くらいです。
 
しかも私の場合、無料です。私が老齢者とあって、「敬老定期」というものを持っているからです。これは、実にありがたい。
 
地下鉄もバスも、電車も、公共交通機関は、全てロンドン一円「タダ」。そうでなければ、下見なんてする筈がありません。
 
ところで、出発間近の今になって、大変重要なことがわかりました。ヒースロー空港でチェックインする時の話です。日本航空。
 
コロナ菌蔓延のための予防接種の公式証明書がいるというのです。
 
それの印刷されたものを提示し、何かの証明書を、私の携帯電話にも、入れておかなければならないんですって。
 
そういう面倒なことの必要性を教えてくださったのは、私の友人の日本人Sさん。旅行関係の仕事をしておられます。この方がおられなければ、私、ヒースロー空港で、足止めをくらうところでした。ヒヤヒヤもの、でも、なんという幸運。
 
しかしね。
 
こんな面倒で煩瑣なことをやらなければ、日本に行けないのでは、私のような老人の多くは、日本行きを諦めるではありませんか。
 
少しも恥ずかしいとは思いませんでした、私。
 
とにかく、日本の皆様に、もう直ぐお目にかかれそうです。
 
前回は3年半前でしたので、皆様、私を見て、唖然とされるでしょうね。
 
でも、それはお互い様。

ユーチューバー

2022-10-10 01:24:22 | 日記

みなさん、ユーチューブ(Youtube)ってご存知ですよね。どういう仕組みなのかはわかりませんが、コンピューターのインターネットを使って色んな動画を流す機能です。

流されるものって、映画やドラマ、またスポーツのゲームなど雑多です。

また、個人的に、いろんな話題を立ち上げて、そういうものを流す人もおられます。

そしてそういうことをする人が、ユーチューバー(Youtuber)。

どうやら、自分の流したものの視聴回数によって、そのTuberに経済的な見返りがあるようで、今の日本の若者の「やりたい仕事」のかなり上位に位するんだとか。

へー、Youtuberが仕事なんですか。まあ、若い人たちにとっては「格好いい」んでしょうね。

ただ、そういう人たち、頭の回転が早くて、容姿まずまず端麗、しかも「しゃべり口」が滑らかでないといけません。

以前は、中田敦彦という人のYoutubeを時々みていました。

しかし、彼の「英語学習」というものに対する考え方が、あまりにも「軽佻浮薄」すぎるので、彼のは、それを機に観なくなりました。ただ、この人、昔、吉本におられたとかで、喋りは上手です。

今、観ているYoutuber がおられます。

この人は、まだお若いですが、弁舌が立ちます。そして取り上げられる話題と言って、日本のNHKなどが、まず取り上げてくれないようなものばかり。

例えば、在日韓国人の話とか、被差別部落の話とか、。

先日は、大阪西成区の話を取り上げておられました。実際、西成に入り、寝起きして取材されるんです。だから説得力があるんです。

私、もうすぐ、日本に行きます。その時、大阪の西成に敢えて行きたいと思ったのは、まあ、そこに知り合いがおられるからですが、彼のこのYoutube を観たからでもあります。

このYoutuberの名前ですか?

よくぞ、お訊きくださいました。これがまた、実にふるっているんです。

「ドントテルミー荒井」

英語で書きますと、Don't tell me a lie。

「俺に嘘つくんじゃねえぞ」ということですね。

一度観てみてください。