私の家には、小さいながら、庭があります。
これは、非常にいいことで、心が和みます。何か、一つ大きな部屋が屋外にできたみたい。ただ、そうは言っても、手入れが行き届いていなければ、意味がありません。私は、人様にやってもらいますが、。
最近、その庭に、Bird Feederを取り付けました。庭に来る小鳥に、餌を与えるものです。
上下閉ざされた円筒状のプラスティックなんですが、底のあたりに小さな穴が開いていまして、そこから、小鳥が嘴で、餌をついばめるようになっています。
ただ、これは、私の意地悪な解釈からしますと、厳密には、鳥に餌を与えるのを目的としたものではないと思うんです。
まあ、そういう「慈善的な」側面はあります。特に、冬(英国の教会がやる、ホームレスの人のための「炊き出し」みたいなものです)。こういうものがあると、小鳥にとって有り難いですよね。
しかし、本当のところは、これ、人間が小鳥の生態を観たいがために、そういう方法で餌を与えて、小鳥をできるだけ多くおびき寄せるための手段だと思います。
実際、鳥を眺めていますと、それはそれは、何もかも忘れて、心が和みますものね(今時の言い方で、”癒される”。ただ、私、この言い方が好きではありません)。
小鳥の方がいいですが、たまにちょっと大きな、そして美しい「かささぎ」なんかも来ます。尤も、このfeeder(授餌器)は、彼らにとって小さすぎます。
このfeeder、どこかの枝かなんかに引っ掛けるんですが、条件があります。あまり低くも高くもないこと、そして、あまり目立たない様なところ。
いずれも、小鳥が生来知っている天敵からの「保身策」。彼らが、そういうところだと、安心して餌を啄(ついば)めるからからではないでしょうか。
でも、それは、困った、困った。
だって、それでは、私が、こういうちょっと卑怯な手を使って、小鳥をおびき寄せ、彼らが餌を啄っているところを、じっくり鑑賞しようと思っても、あまり、よく見えないではありませんか。
それに、「敵もさる者」、どうやら、私が庭にいるときには、彼ら、feederに飛びつかない様なのです。
確実に、餌は食べられていますから、彼らが来ていることは確かです。
しかし、それだと、ご親切にも、私が、そういう「授餌器」を設置した意味がありません。嗚呼、何をしていることやら、、。
こうなれば仕方がありません。
当初の「偽善的魂胆」を綺麗に拭い去って、「純粋なる慈善者」に徹しきるばかりです。
ああ、でも、なんだかなあ〜。
貴殿が、私にコメントをくださった、実に最初の人です。
もう、少し寒くなってきましたので、小鳥たちも餌が余計に欲しいのではありませんか。
この頃あまり庭に出ませんので、小鳥を見ることはあまりないです。
今日、近所で庭師を見つけ、新しい木を、家の前に植えてもらうことにしました。もう、何も自分ではできなくなったのですね。
お元気で。
ちょっと笑っちゃいました。
鳥もだんだんと望さんの事を覚えて、『この人がいるときは大丈夫。』と思うようになると思います。
そうでなければ庭の見える室内でお茶をすすりながら観察するとかできませんか?
初め内は鳥も警戒しますからね。
頑張って鳥とのコミュニケーションを試みてください。