都心へ出かけたときは、必ず本屋をのぞく習慣が身についています。
大きな書店では、図書館のような閲覧スペースを設けたりしています。
立ち読み、ならぬ、座り読みができるので、じっくり品定めする時などは便利。
カフェを併設する書店も増えてきて、珈琲を飲みながら買わずに一冊読むことも。
本を買ってもらうのと、珈琲を呑んでもらうのと、どちらが利益が大きいのか。
つい、余計なことも考えてしまいます。
行き帰りの駅で、駅員と乗客、乗客同士ののトラブルに2件、遭遇しました。
乗客同士のほうは取っ組み合いになる寸前、駅員が止めに入っていました。
どちらも原因はわかりませんが、たぶん、些細なことだったのではないでしょうか。
近頃は、ちょっとしたことで信じられないようなことを起こす事件が目立ちます。
端的な例が、単身赴任の夫が、妻に怒って家に放火し、子ども4人を死なせたこと。
妻が見送りに出て来なかったら・・・それだけで家に放火なんて考えられます?
子どもが8人いたといいますから、夫婦仲が悪かったとも思えません。
ただ、それだけ子どもがいたら、奥さんだって子どもの世話にかかりきりだったでしょう。
そういう状況になった責任の一端は自分にも大いにあるだろうに、何を甘えているんだ!
夫がもともと子どもだったのかもしれません。妻がお母さんで自分が長男。
子どもが増えるにつれ、妻の関心はほかの子どもに移っていくのは当然です。
それすらわからないようでは、この夫もまた、こどな、の一人なのでしょう。
おまえは、子どもを産ませるだけのバカな機械か、と言ったのはカミさん。
いまどきのロボット、もう少しは賢いけどね、とわたし。
ともかく短絡的な人が増えている気がします。
なんでも自分の思い通りにならないと気が済まない、気に入らない。
ふつうはそこに理性というものがブレーキをかけるのですが。
たぶん、それが壊れているので、我慢ができなくなって暴発する。
衝動的に犯罪を犯した人間の脳ミソは、前頭葉の機能低下が顕著なのだそうです。
前頭葉というのは、オデコのうしろ側の脳ミソ部分です。
いろいろな働きをするところらしいですが、ここがブレーキの役目も持っている。
戦争法案にご執心の人も、こどな、と呼ばれています。
何が何でも自分の思ったとおりにいかないと、怒り出す人です。
もしかしたら、前頭葉の機能が低下しているのではないでしょうか。
そういうおまえの前頭葉はどうなんだ?
とっくに機能低下、どころか機能不全になっています。