昨夜のこと、眠りかけていたら、「安倍首相が死んだ」とカミさんの声。
驚いて、隣のカミさんを見たら、イヤフォンを耳につけてラジオを聴いている模様。
ところが、ラジオの電源はオフ。どうやら寝言だったようです。
「いま、わたし何か言った?」
おたくの嫌いな安倍首相が死んだそうだよ。
「そう、いま、夢でニュースを聞いたみたい。それで寝ごと言ったのかしら」
カミさんは、安倍首相を蛇蝎のごとく忌み嫌っています。
近頃始まったことではなく、第一次内閣の時からの筋金入りの嫌安派?です。
顔がキライ、声がキライ、喋り方がキライ、態度がキライ・・・。
もともと黒白はっきりさせないと気が済まない性格です。
世の中、ほとんどのことがグレーゾーン、と考えるわたしとは正反対です。
どちらがいいというものでもありませんが、ある意味、その単純明快さが羨ましくもあります。
好き嫌いではなく、もう少し納得できる言葉で言ったら?
人の意見を聞かない、ルール無視、言動不一致、誠実でない、嘘をつく、人を人とも思わない・・・。
カミさんを信じるか、安倍を信じるか。もちろん、カミを信じなきゃいけないでしょうね。
冗談はこれまでにして、このところ歴史の本を読み始めました。
過去にも何度か思い立って、古代から始めたのですが、量が多くてなかなか時代が進みません。
中世あたりで止まったままになっているので、途中すっ飛ばして、近現代史から再開。
戦後レジームからの脱却、とはいったい何なのか?
それが再開のきっかけですが、歴史は過去の集積ですから、戦前から始める必要があります。
いつから始めればいいのか。たぶん、大きな区切りは幕末から明治維新の頃でしょう。
太平の眠りをさますじょうきせんたった四杯で夜も眠れなかった時代です。
ペルリが日本に民主主義を持ちこんだようなことを安倍首相は米議会で演説しました。
もちろん嘘で、ペルリは日本と商売をやりに来ただけです。狙いは日本の鯨油。
それから開国、維新となり、日清、日露、日中、日米と戦争が続きます。
この頃の世界は帝国主義、すなわち列強による植民地戦争の時代。
となれば、日本の近現代史は、世界史の中の一部としても読まないといけません。
前途多難ですが、読みかけた舟? ぼちぼちと勉強していきましょう。
もちろん、読み終える頃には、とっくに安倍内閣は退陣していることでしょうが。