滋賀県立「長浜農業高校」(長浜市)は11月上旬から、「近江鉄道」(彦根市)と共同で長浜市余呉町の北陸自動車道下り線「賤ケ岳サービスエリア(SA)フードコート」の季節メニュー第2弾を販売する。
↑写真:中日新聞より
長浜農高オリジナルのトマトソースを使った「ドリア」で、18日に長浜農高食品科三3年10人が試食し、「トマトマケチャッ♪鶏肉チーズドリア」と名付けた。
新型コロナウイルスの影響で、近江鉄道が運営する賤ケ岳SAは2020年度の売り上げが急減。長浜農高も農産物や加工品の校内販売会を縮小・中止に。そこで連携して課題を解消しようと、3月から同SAで長浜農高のジャムやみそなどを売り出した。
フードコートの季節メニューでは、7〜9月に長浜農高の「コチュジャン風味噌(みそ)」を使った冷やしうどんを販売。売り切れも出るなど、地元客を中心に予想以上の反響があったという。
今回は来年2月までの秋冬メニューで、同SA勤務の卒業生2人がレシピを考案。「おいしさを知ってほしい」と母校のトマトソースを採り入れた。
白ご飯にトマトソースをかけ、ローストチキン、ズッキーニ、チーズを乗せて焼く。味付けはトマトソースだけだが、六6種のスパイスとにんにくを効かせた濃厚な味わい。試食した3年西村彩香さんは「トマトソース本来の味が出ている」と太鼓判を押した。一皿税込み780円。
<中日新聞より>