このブログで2019年12月27日に紹介していた「第十一回びわ湖レイクサイドマラソン」は新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大を受けて、大津市などで2月23日(日)に開催予定だった「第十一回びわ湖レイクサイドマラソン」を中止すると県などでつくる実行委員会が2月19日、発表した。
県内を中心に過去最多の3100人がエントリーし、スタッフやボランティア400人で運営する予定だった。県内では感染者が確認されていないが、近隣府県で同規模のマラソン大会などが中止されていることもあり、ランナーやスタッフらの安全確保が難しいとして、中止に踏み切った。
大会はハーフと12kmの二部門があり、それぞれ参加料は4000円、3000円。すでに開催準備のため業者に発注を済ませていると言い、「震災や疾病による中止の際は、参加料の返金は主催者判断とする」という大会規約に基づき、今回は返金を行わない。
また、県内の経済団体や県などでつくる「滋賀SDGs×イノベーションハブ(愛称・しがハブ)」は、大津市におの浜のピアザ淡海で20日に開催予定だった「しがハブセミナー」を中止すると発表した。
同団体によると、昨年1月から始まったセミナーで今回が7回目だった。約50人が参加予定だった。
一方で県は、県内で開催を予定している民間のイベントについて、県から主催者に中止などの要請はしないとしている。
<中日新聞より>