”スローライフ滋賀” 

業歴100年超「老舗企業」 滋賀県内に636社(帝国データバンク調べ)

 業歴百年を超える老舗企業」が、滋賀県内に636社あり、全国の都道府県の中で24番目に多いことが、帝国データバンク(TDB)の調査で分かった。業種別では、木造建築工事業が36社で最多。清酒製造が24社で続く。

 老舗企業が全国で初めて4万社を超えたことから、TDBが調べた。
TDBの企業概要データベースに加え、同社が情報を収集し、営業実体が確認できた企業を分析した。全企業に占める割合は4・41%で、全国平均の2・54%を上回り、全国5位。トップは京都の5・15%で山形、新潟、福井が続いた。

 老舗企業のうち、大正時代に創業した企業は滋賀県内に167社あり、26・3%を占める。明治の創業が最も多く、382社で60・1%。江戸が83社で13・1%だった。明治以前の創業が7割を超えた
明治、江戸の構成比の全国平均はそれぞれ54・7%と8・3%だった。

4社が江戸開府以前に創業

 滋賀県内では、いずれも長浜市で1532年創業の冨田酒造山路酒造など、江戸開府以前の1602年より前に創業した企業が4社(0・6%)あった。
 滋賀支店の亀井雅之調査課長は「滋賀は近江商人発祥の地だけあって、割合は上位に位置している。老舗企業が今も活動を続けており、堅実な県民性が見て取れる」と分析した。 

<中日新聞より>
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