”スローライフ滋賀” 

滋賀県 各地で厳しい冷え込み 1/26朝、東近江市はマイナス12.3度

 上空に残る寒気などの影響で、1月26日朝滋賀県内は厳しい冷え込みとなり、東近江市では、観測開始以来もっとも低いマイナス12.3度を観測した。
 
↑写真:NHK大津より

 彦根地方気象台によると、上空に残る寒気や晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象などの影響で、1月26日(木)朝の滋賀県内は各地で、厳しい冷え込みとなり、気象台の9か所の観測地点全てで、最低気温が氷点下になった。

 このうち、
 ▽東近江市では、06時20分ごろに、昭和53年12月の観測開始以来、最も低いマイナス12.3度を観測した。
このほかの地点の最低気温も、
 ▽甲賀市信楽でマイナス12.6度
 ▽高島市今津でマイナス9.5度
 ▽米原市でマイナス9.1度
 ▽大津市でマイナス2.9度などと、
各地で、平年を3度から11度ほど下回った。

【東近江市では】

観測史上最も低いマイナス12.3度を観測した東近江市では、ドライバーが凍った雪のわだちで、ハンドルをとられないよう慎重に運転していた。
東近江市内に住む80代の女性は「けさは水が凍ってしまい、トイレを流すことができず、溶けるまで待ちました」と話していた。
また、市内の信用金庫の60代の男性職員は「けさ7時に出勤したときに、駐車場の入り口で雪かきをしようとしたが、完全に凍っていた。日ざしが出て凍った雪が軟らかくなったので作業を再開した」と話していた。

【凍結による水道トラブルの相談も相次ぐ】
東近江市水道課によると、厳しい冷え込みのため、凍結による水道のトラブルに関する相談が、25日朝から26日昼までに、合わせて53件寄せられたという。
具体的には、蛇口などの凍結に関するものが41件、水道管の凍結が原因の漏水に関するものが12件あったという。
東近江市は、水道管の修理業者の紹介などを行っている。

<NHK大津より>
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