東近江市のコミュニティFM放送局「FMひがしおうみ(愛称・ラジオスイート)」が開局して今年で20周年、地域に根ざした放送局として一つの節目を迎える。
「FMひがしおうみ」は、2015年8月、びわ湖キャプテン(株)が運営母体となり開局。
東近江市内とその周辺市町をサービスエリアに放送波(81・5MHz)とインターネット配信(リッスンラジオ)で放送を続けている。
東近江市八日市上之町のガソリンスタンドを改装したスタジオから放送をスタートした同局は、2022年4月から近江鉄道八日市駅構内に開設した新天地にスタジオを移し、
・平日午前8時からの情報番組「スイートモーニング」
・午前11時からのパーソナリティーによる生番組「レインボーステーション」
・午後6時からの情報番組「トライライト ブリーズ」の定時番組に加え、「ひがしおうみだより」、「りゅうおうだより」、東近江消防の「おはよう火の用心」などの行政情報や急激な気候変動に対応した災害時等緊急情報の放送、音楽番組「ミュージックボックス」、近江鉄道の「みらいファクトリーみなさまとLet’sガチャ」などの自主番組を制作。
中でも、2022年4月からスタートした東近江市内の八日市、八日市南、能登川、滋賀学園高校の4校に通う生徒が出演する「高校生ラジオ」は、同局が高校生たちとコラボしたオリジナル番組で、スマホで聞くリスナーにも関心を集めている。現役の高校生たちが、学校ごとに生徒間の話題や学校行事、部活動の紹介、それぞれの学校の魅力などを発信し、ラジオを通じて地域とのつながりを深めている。
開局20周年のことし、地域に親しまれる地元の放送局として新たなスタートを切る。
<記事・写真: 滋賀報知新聞より>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます