能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、滋賀県彦根市でウクライナ料理店を営む夫婦が石川県珠洲市を訪れて伝統料理の「ボルシチ」をふるまった。

↑写真:中日新聞より
キッチンカーで珠洲市を訪れたのは、滋賀県彦根市でウクライナ料理店を営む「カテリーナ・ヤボルスカ」さんと夫の菊地崇さんです。
2人は、地震の被災者を支援しているNGOの協力を得ながら、2月5日(月)、珠洲市役所の前でウクライナ伝統料理のスープ、「ボルシチ」500食分をふるまった。

↑写真:NHK大津より
おととし(2022年)、ロシアによる軍事侵攻を受けてウクライナ東部から避難してきた「カテリーナ」さんの母親、「イリーナ」さんも準備を手伝ったということで、2月5日は大勢の人が列をつくって温かい「ボルシチ」を笑顔で受け取っていた。

↑写真:NHK大津より
また、珠洲市を訪問する前にカテリーナさんと菊池さんが滋賀県内の人たちから託されたカップめんやレトルトカレーなども訪れた人たちに配られた。
珠洲市内に住む70代の女性は「地震の後はいつも同じものを食べていたので、ボルシチがどんな味がするのか食べるのが楽しみです」と話していた。

↑写真:NHK大津より
菊地さんは「地震の報道を見て心を痛めていましたが、みなさんの笑顔を見ることができて嬉しい気持ちになりました」と話していた。
カテリーナさんは、「小さな手助けではありますが、喜んで貰えたらうれしいです」と話していた。
【過去ログ】
2/5 ボルシチ ウクライナ人家族 珠洲市の被災者に(彦根市)
<NHK大津より>