高校球児が戦う夏の甲子園大会の近畿各県の代表校が7月29日出そろった。
↑写真:びわこ放送より
今回もまた老舗の名門代表校が勝ち残ってきた。その中で比較的甲子園の新参門の滋賀代表「滋賀学園」(東近江市)が特筆に値する。滋賀では近年「近江」が常連校として出場し実績も残して来た。しかし、今年は準決勝で「綾羽」にまさかのコールドで敗れてしまったがその「綾羽」を危なげなく破った「滋賀学園」だった。
滋賀大会では春に引き続き「滋賀学園」が勝利し、今大会でも第1シードとして順当に勝利し、終わってみれば優勝を達成していた。 「滋賀学園」は夏の甲子園出場は15年ぶりとなるが全国レベルでは殆ど新参者と同じである。滋賀県代表として臆せずのびのび野球をやって貰いたいと思う。東近江市民11万人が「滋賀学園」に熱い応援をする違いない。
夏の全国高校野球は8月4日(日)に組み合わせ抽せんが行われ、8月7日(水)に開幕する予定。
2024年高校野球夏の大会近畿の代表校
大阪桐蔭 1991年春に甲子園初出場・初勝利。春夏通算27回の出場を果たしている。全国制覇は春夏通算9回(春4回、夏5回)。甲子園通算77勝を誇り、11連勝の記録も持つ。
兵庫: 報徳学園 1961年夏に甲子園初出場・初勝利。春夏通算38回の出場を果たしている。全国制覇は春夏通算3回(春2回、夏1回)。甲子園通算68勝を誇り、8連勝の記録も持つ。
京都: 京都国際 2021年春に甲子園初出場・初勝利。春夏通算4回の出場を果たしている。最高成績はベスト4。甲子園通算4勝。
奈良: 智弁学園 1968年夏に甲子園初出場・初勝利。春夏通算35回の出場を果たしている。全国制覇は春1回、夏はまだなし。甲子園通算44勝を誇る。
滋賀: 滋賀学園 2009年夏に甲子園初出場。初勝利は2016年春。春夏通算4回の出場を果たしている。最高成績はベスト8。甲子園通算3勝。 夏の甲子園15年ぶり2回目。
和歌山: 智弁和歌山 1985年春に甲子園初出場。初勝利は1993年夏。春夏通41回の出場を果たしている。全国制覇は春夏通算4回(春1回、夏3回)。甲子園通算70勝を誇り、9連勝の記録も持つ。