生きてた時には大嫌いだった天敵の黄色。
ばーちゃんもおねーさんもおかーさんもおとーさんも、
「黄色はちょっとおバカだけど、かわいいお顔してるじゃない?ね^^(すりすり~)う~~かわいい^^。」
でも、にゃんは何といっても奴のことは大っ嫌いだったにゃ><。
なんでかていうと、にゃんがのんびりゆったりしているのに、必ずやらしいちょっかいかけてくるんだもん。
傍にフンフンしに来るだけでぞ~~~っとするから、思いっきり『猫パ~~ンチ!バシッ』と決めてさっさかさ~~っと天井近くの隠れ家に^^。
黄色は運動神経ゼロだから、にゃんがトントンと~~んと化粧台に飛び乗り棚の段に足をかけて、そのままカーテンレールを渡って、にゃんの隠れ家にポスっとはまり込んであとは忍者のように気配を消しちゃうんだよにゃ^^。
そうすれば黄色はポカーンとしてあちこち見まわして、みつけることができなくってでていっちゃうんだよにゃ^^。
あの頃から黄色のお目目はあんまりよく見えてなくて、本当は運動神経ゼロなんじゃなくって、やりたくてもできない子だったんだにゃ・・・
今思うとごめんねなんだけど、あの頃はとにかくそばに来られるのがすごく嫌だったのにゃ。家族はみんな、「もっと仲良くしてくれればいいのにね・・・」って言ってたけど。
ムリなもんはム~リ!。
お目目は全然見えない黄色。
温かなばーちゃんのお部屋に黄色がしょっちゅう来るようになったのは、もしかして、にゃんを探しに来てるのかもしれないにゃ。
今ならちょびっとだけ許してあげられるかもにゃ^^。