還暦コンブのひとりごと

anything goes なんでもあり。好きに生きよう!

ケアマネってなんだったんだろう・・・

2024-08-22 15:49:28 | 職場関連・介護系

こんなこと絶対人に言えないからここで書いておく。

 

ケアマネになって5年目くらいの時、私は全盛期だった。

地域包括支援センターから困難事例があれば私に相談が来るし

居宅の管理者にも、困難な人が来たら持ってほしいから

担当数を無理に増やさないでと言われていた。

 

当然のこと途中でケアマネ交代など希望されることは皆無だった。

ひとりだけ家の事情があって一度はよその事業所のケアマネに移ったが

2年後に「やっぱりあんたに担当してほしい」と戻ってきた。

 

当時はまだ若く体力も気力も半端なく生活のほぼすべてを仕事に

捧げていたので自分で言うのもなんだが、当時私に担当してもらっていた

ご利用者、ご家族様はラッキーだっただろう。

 

結局17年ケアマネをやってきたが最後の5年間くらいは沢山

介護保険制度も変わってきたし、私も年老いた。

性格上、困った相談のあとは迅速に動く(手配はする)

動くけれどいちいち同席することが面倒になってきた。

だからあとは業者任せ。

長年やっていると無駄なことも見えてくるので担当者会議だって

以前のように全員の都合を調整して集まるなんてしなくなった。

ちょうどコロナ禍に入って施設やデイサービスから立ち入り禁止令

がでていたのでラッキー

命令が出たこともあり、各サービス担当者がそれぞれの意見を出して

役割分担を話し合うくらいの会議でなければわざわざ集まる意味がない。

福祉局からの汚い減算徴収に対しては月1の自宅訪問をしたと支援経過

に残しておけば何の証拠もなければ疑いもなし。

コロナの約3年間は認定調査もパスできたし、訪問も電話で済ませられたし

担当者会議だって照会で済んだ。

でも実際それくらいで何の問題もなかったんだ。

必要な人のところには何度も足を運ぶし、認定調査も必要な人には

要介護を出してあげないと在宅生活の維持が出来なくなるから立ち会って

介護度を維持するしあまり必要ない人は支援になってどんどん切って

いけばいいだけのこと。

そこらへんを国にもっと信頼してほしかったな。

 

まぁそうこうして数年の間に私も少しずつ横着になっていた。

ケアマネって利用者側から見ると月に1回または3か月に1回やってきては

お茶を飲んで同じ書類を置いてはんこをもらって帰るくらいの印象しかない。

めちゃくちゃプランの変更がある人とは密接なお付き合いになるが

デイやヘルパーを順調に利用されている方にはそれだけの存在なのだ。

 

もちろん業務もプラン変更の数で数倍に増えるため、ちょこちょこレンタルの

追加を頼んできたりデイの変更が頻繁な方は正直面倒くさい。

訪問看護や訪問リハは頼りになる存在ではあるが、専門性を生かしてか

家族に直接福祉用具のレンタル等を勧めたりすることが多くこれには

きっと多くのケアマネさんが辟易していることと思う。

なぜケアマネに先に一言相談してくれないのか?

そうすればあらゆる可能性を考慮しながら担当者会議を開き、その場で一度に

まとめてプランを作ることが出来るのだ。

 

なんてー不満を言っていた日々も今は遠い。

わたしは定年と同時にケアマネ職から足を洗って正解だった。

「面倒くさい」と思ってしまったらケアマネは辞めた方がいい。

実際面倒くさいことを押し付けられているのがケアマネなんだから。

 

 

 

 

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恐るべしマスク集団

2024-03-25 21:48:52 | 職場関連・介護系

さて、今はコロナが流行っているでしょうか?

じゃないな。感染予防の観点でマスクは必須ですか?

 

私は足かけ17年ケアマネジャーをしています。

今思うと緊急事態宣言を出されたあたりから本当に大変でした。

何がってマスクを異常にしたがる人たちです。

 

結局日本政府はあれだけの大騒ぎをし、何百兆円もの血税を使い

意味のないアクリル板や時短営業をさせたうえ世界トップの感染者を

出しておいて何の検証もしない。

だんだんお注射の薬害を訴える人が増えてきました。

これからもっともっと増えてくるでしょう。

 

でも私が本当に怖いのは政府の愚行ではなくて

未だに現実を見ず考えない人たちです。

 

先日ケアマネジャーの地域連絡会で100人ほど集まりました。

驚くべきは私以外の全員がマスクをしていたことです。

いや、おまえがしろよ!という人もいるかもしれません。

でもそれって本当に必要ですか?

病人がいるわけでもなく、ディスカッションをするわけでもなく

ただ講師の話を聞くだけでした。

 

コロナ禍に入る前まではいくらインフルが流行っているからって

みんながマスクなんてしてなかったですよね?

おそらく感染が恐怖でマスクをしているのは1割いるかな?

くらいだと思います。

だってランチに行ったらみんなマスク外してお喋りしてるでしょ。

席を立つときにカバンから取り出して雑菌まみれのマスクを

また口に着けてるわけです。

 

物価が上がったと文句を言う前にちゃんと考えましょうよ。

なんでこんな世の中になってしまっているのか。

介護のプロであるケアマネジャーが思考停止しているから

改正のたび厚労省が好き放題やってくるんです!!

 

ふぅ…。ひとりごとでした。

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情緒不安定

2018-04-18 22:25:03 | 職場関連・介護系
私の悪い癖です。

ものごとの悪い方に視点が偏り、ついつい悲観的になってしまう。

逃げずに立ち向かえば決して困難ではない壁を

飛び越える前に避けて勝手に絶望する。


たらればタラレバ

やっぱりこうしていたら・・・

あのまま続けていれば・・・



挑戦してみたくて自ら選んだ道をあえて後悔するという

行動力はあるけれど、究極の面倒くさがりなんですね

早く1年後の私になっていたくて。

点と点が早く一本の線になってくれないかと。



それでも結局は頑張ってしまうんです。



だったらいちいち落ち込まずに前向きに生きればいいのにね。


昨日と今日の気分がまるで違うという、食欲が無くなるほどに情緒不安定な

とりあえずは再再再・・・就職1週間目の私です。


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な~にやってんだろう・・・

2018-04-15 14:44:44 | 職場関連・介護系
この春、この街にきて3年弱で3回目の転職をした。


仕事が与えられず、やる気もモチベーションも上がらない人間関係最悪の職場。
良かったのは定時退社出来ることと雇用条件が良いこと。
この時のわたしはただひたすら仕事が欲しかった。
忙しいところなら残業バリバリしても全然平気だと思っていた。
とにかく1日中時計を見ながらため息の出る時間つぶしは精神を蝕んだ。
半年後、自力だけでは職場環境の改善が全く図れなかったため退職。


2度目は1年ごとの契約職員だけどもとても仕事量の多い職場。
休憩もろくに取れない程多忙を極めたが、人間関係は最高だった。
多忙な割に休みは取りやすく、居心地は良かった
与えられたことだけきちんとしていれば私生活は安定の充実だっただろう。
ただ、時間の経過とともに正社員との任せられる仕事内容の差に
やりがいを見出すことが出来なくなってしまった。


結局私が求めているのは「やりがい」なのだ。
いきいきと仕事を回している自分のあり方を求めている。


そして3度めの転職。
久しぶりの正社員。
50代半ばにして過去の経験を高く評価してもらいかなりの好待遇。
今度はきっとやりがいも、達成感も手に入れることが出来るだろう。
初日から時計を見る暇もなく、気が付いたら定時を軽く過ぎている毎日。
人間関係もきっとうまくやれそうな気配。

じゃあ、なんの問題がある?
これで良かったんだよね? 自分・・・
人生は過去の自分が願ったように先のレールが敷かれていく。
確かに今の私は3年前に自分が一番欲しかったものを手に入れている。


はずなのに、なんだろうこの「漠然とした不安」
不満ではなく不安。

1年後の自分はいったい何を考えているだろうか。







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end-さん

2017-04-15 23:11:26 | 職場関連・介護系
スーツの袖口からのぞく1.5cmほどの白いカッターシャツから

のびた長い右手の指とかそこら辺の風景。。(^-^;

カッターシャツの袖口はピーンと糊のきいた折り目正しき様。


会議中に私の目はその右手の動きにくぎ付けになった。

左の薬指にはマリッジリング。


考えてみれば、敢えてスーツを着る必要のない職場で

元営業マンだった彼は、会う時はいつもスーツを着ている。


公的な場所ではそういうポリシーなのか、単にスーツが好きなのか

そんなことはまあどうでも良いけれど

あの日、あの会議中の机の上で見た彼の右手が脳裏から消えずに困っている。



それまでは月に1~2度会議やイベントでご一緒するだけの存在。

好きや嫌いもなく、特に興味もなく、ただの関連職種の人だったのに

今や彼の名前、受話器越しの声、姿に遭遇するだけで気になって仕方がない(笑)



こういうのを一般的になんと表現すればよいのだろう?

ネットで画像を検索してみるもコレというのが見つからない。

ほんの少しだけイメージを伝えるならば・・・







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