還暦コンブのひとりごと

anything goes なんでもあり。好きに生きよう!

いじめ

2011-07-13 21:22:32 | 日々思うこと
前回のブログでちょっとばかし自慢してしまったので
今回は私の暗い過去を…

私の父親は転勤族であったため2年~3年ごとに全国を転々としていた。
おかげで小学校で3回、中学校で2回私は転校生として注目をあびることになった。

転校生といえば、よっぽど自分を強く持っているとか、他を寄せ付けない学力があるとか
運動が飛びぬけて得意でない限り、残念ながらいじめのターゲットとなりやすい。
出来上がってしまったいくつかの集合体の中に言葉の違う(方言)異人種が入って来るのだから、良くも悪くも目立ってしまう。

それに私は自分の意見が言えない、おとなしく、おどおどした子供で成績も全然パッとしないし、おまけに運動が大の苦手という、、、転校生でなくてもいじめられたであろう要素たっぷりのキャラクターだったから、いじめにあったのが転勤族だった父のせいばかりでもない。

クラスの男子グループにかこまれ叩かれたり蹴られたり、女子の一部から言葉の暴力を受けたり…それでも1日も休まず学校へ行けたのはクラスの全員が敵ではなかったからだ。
ここはとても大きいポイント
ドラマなんかでよくあるクラスの中でひとりという状況に追い込まれていたとしたら、今の人生はなかったかもしれない。

親がちゃんと見てれば気付かないはずがないというが、いじめられっ子はせめて親の前では明るくふるまおうとしてしまうもので、実際ウチの両親は全く知らないままだった。
子供にもプライドがあるからね。 親を悲しませたくはないし。

父の最後の転勤・19歳の時に説得されて生まれ故郷の関西に戻ってきてから、私の人生の風向きが大きく変わった。
いつだかの占いに「あなたは大器晩成型」とあったが、なるほど年代を経るごとに周りに助けられ人生が安定して来ているのを実感する

10代は私にとって修行の時期だったのだろうか。

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コメント (6)