23日間の議会が閉会

2018-03-19 19:21:47 | 議会報告
3月16日、 高崎市の来年度予算を審議する大事な議会が閉会しました。

予算の審議に先立って行われた一般質問で、私は「公共交通施設のバリアフリー化」と「空き家問題」をテーマに取り上げました。



どちらも、市民の切実な要望を盛り込んだ内容です。



質問の様子が高崎市議会HPにアップされていますので、興味のある方は是非コチラをご覧になってください。

※「公共交通施設のバリアフリー化」は動画の最初から、「空き家問題」は時間の表示が「20:00」のあたりから、もしくは、フルスクリーンの場合は時間の表示が「16:30」のあたりから始まります。

総括質疑で明らかになったこと

2018-02-26 22:35:37 | 議会報告
平昌オリンピックが閉幕し、ちょっぴり寂しいような、そんな気分で一日を過ごされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

高崎市役所には、高崎健康福祉大学の佐藤彩乃選手が金メダルを獲得したのを記念して、懸垂幕が掲げられています。



高崎市民のみならず、世界中の人たちに感動を与えてくれた佐藤選手には、高崎市民栄誉賞が贈られることになりました。


さて、ここからが本題です。

本日の高崎市議会定例会で各会派の総括質疑が行われましたが、その中で注目すべきことが。

なんと、5年前に始まった「まちなか商店リニューアル助成事業」が拡充されることになりました。

この助成事業をザックリ説明すると、商店をリニューアルするための工事を市内業者に発注した場合、市の補助金が受けられるというものです。
市長肝入りの政策の一つでもあります。


※詳しくはコチラをご覧ください。

商店主はもちろん、工事を受注する市内業者にとってもメリットがあるので、この制度は大好評でした。

それがなんと...
これまで1回しか利用できなかった制度が、来年度からは2回目も利用できるようになります。

そもそもこの制度は、高崎民主商工会が提唱して、伊藤ゆうじ県議と我が会派(日本共産党高崎市議団)が後押しして実現したもの。
この間、我が会派が繰り返し繰り返し要望してきた制度の拡充が、ようやく実現した形です。


※昨年11月、昨年11月、市長に予算要望書を手渡し、懇談させていただいた時の様子です。この席でも「まちなか商店リニューアル助成事業」の拡充を訴えました。


※予算要望書を受け取る市長。

この制度を利用したことがない方もいらっしゃると思います。
また、2回目の利用を心待ちにされていた方もいらっしゃると思います。

ぜひ、来年度からリニューアルする「まちなか商店リニューアル助成事業」をご利用ください。

議会定例会で朗報!

2018-02-23 21:27:25 | 議会報告
昨日から高崎市議会定例会が始まりました。
今回の定例会では、来年度予算2700億円の使い道を審議します。

分厚い議案書や予算書との格闘で、毎年この時期は激ヤセです。
書類の山と格闘を始める前に、精一杯の笑顔で記念撮影をする私。



ご覧ください。その分厚さたるや、なんと11.3cm!!



しかし、へこたれていられません!
今年も気を抜かずに、皆さんと同じ目線で厳しくチェックする決意です!!


そしてお待ちかね... 朗報です!

高崎市が国民健康保険税を引き上げない方針を明らかにしました!!



本日の定例会本会議で来年度予算に関する説明がありましたが、その中で市当局が明らかにしたものです。
この決定について、「厳しい状況だが、市民に負担はかけない」と!

来年度から国民健康保険制度が大きく変わるのに伴い、ほかの市町村が保険税(料)の引き上げを続々と表明している中、よくぞ決断してくれたと思います。

国民健康保険は、年金生活者、個人事業主、農業従事者、非正規労働者など、多くの方が加入しています。
そして、今働いている人も、退職すれば大半が国民健康保険に加入することになるのです。
国民健康保険の引き上げは、市民の暮らしを脅かす重大な問題。
この間、議会定例会や議会常任委員会で、この問題を何度も何度も追求してきた甲斐がありました。



なお、 希望する議員が45分の持ち時間で市当局に質問や要望をぶつけられる「一般質問」では、今回は「公共交通施設のバリアフリー化」と「空き家問題」をテーマに質問します。



このテーマに関して、多くの方からご意見をお寄せいただきました。
この場をお借りして、御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

市議団だより『2018年新春号』リリース

2018-01-04 18:43:38 | 議会報告
今日から仕事始めという方も多いのではないでしょうか?

仕事に関連して、今日は嬉しいニュースが飛び込んできました。
あのソニーが、再雇用社員の時給をアップしたというニュースです。
なんと、定年後の再雇用社員の最低賃金が、時給1,000円から1,300円へと一気に30%も増額されました
電機連合に加盟する「ソニー労働組合仙台支部」の取り組みの成果だということです。

労働者から搾取することに執着しがちな大企業が、こうして労働者に歩み寄る姿勢を示すことは評価に値します。
労働者は金儲けの道具ではなく、かけがえのない「宝」
そんな労働者に寄り添った対応を、ほかの大企業にも期待したいところです。

ちなみに、ここ群馬の最低賃金は、昨年10月7日から783円。



なかなか凄みのあるポスターですよね
ちゃんと守られていますか?

すみません、政治の道を志したきっかけが労働運動だったものですから、ついつい力が入って前置きが長くなってしまいました

さて、本題に入りますが、ようやく「市議団だより」が出来あがりました。
12月議会の話題を中心にまとめてあります。
以下に掲載させていただきますので、ご覧になっていただけると幸いです。

●市議団だより(表)


●市議団だより(裏)


官民の賃下げ競争に終止符を!

2017-12-23 13:33:19 | 議会報告
昨日アップしたブログで、12月議会定例会の主だった話題について報告をさせていただきましたが、実は、まだ報告することがあります。

今回の議会定例会にも、様々な議案が上程されました。
慎重に審議した結果、わが会派はほとんどの議案を「問題なし」と判断し、採決において賛成しています。
しかし、追加議案として上程された「市職員の退職金給付水準引き下げ」に関する議案には反対しました。



この間、「官民の均衡を図る」という名目で、給与や退職金の給付水準が引き下げられ続けてきました。民間が下げれば官庁も下げる。官庁が下げれば民間も下げる。そんな負のスパイラルが繰り返されてきたのです。
そもそも大企業は空前の経常利益をあげているというのに、民間の給付水準が下がるのはおかしいと思いませんか?
大企業が懐に貯め込んだ内部留保は増え続け、その額は400兆円を突破しています。





これを社員の給付水準引き上げのために活用すればよいのではないでしょうか?
また、中小業者の下請け単価を引き上げるために活用すればよいのではないでしょうか?
官民の賃下げ競争に終止符を打って、まずはこういった不条理を是正するのが筋だと考えます。

会派を代表して私が反対討論を行っていますので、是非ご覧になってください。
※反対討論の様子はコチラ