6月議会定例会ハイライト

2017-07-20 15:56:33 | 議会報告

6月議会定例会が閉会して、間もなく1ヶ月が経とうとしています。
すっかり恒例になってしまいましたが、「遅ればせながら」の報告をさせていただきます

さて、今回の議会定例会の目玉は、なんといっても上程された議案の中に、高崎駅周辺の大型開発に湯水のごとく税金をつぎ込む市の姿勢が浮き彫りとなる議案があったことです。



税金がいかにして使われるか... これは皆さんの暮らしに直結する重大な問題です。
長期的な視野に立って税金の使い方を吟味しないと、子孫の代にまで負の遺産を残すことにもなりかねません。

最近、高崎駅周辺の大型開発に莫大な予算を投じている高崎市。
大手ゼネコンの言いなりで、当初予定されていなかった不可解な追加工事が繰り返され、それに伴い工事費用が信じられないくらい膨れ上がっているのをご存じでしょうか?
駅西口の高崎アリーナしかり、駅東口の文化芸術センターしかりです。

今回の議会定例会では、3月に決定したばかりの駅西口ペデストリアンデッキ拡張工事の当初予算8億8千万に4億4千万を加算して、13億4千万にまで予算を増大させようという耳を疑う内容の議案が上程されました。



この議案に対して反対する立場で討論を行いましたので、その模様を是非ご覧になってください。
http://vdg.jp/OwmH3EsrEOG7
※1分52秒あたりから、高崎駅周辺の大型開発に関する討論が始まります。

いかがでしたか?
普通に「おかしい」と思われたのではないでしょうか。
実際、市の職員からも「田村の言うとおり」との反響があったほどです。

この議案は建設水道常任委員会に付託され審議されましたが、その中でも工事費用の不可解な補正を疑問視する質問が各会派から出されました。
おそらく、どの議員も納得できていなかったはずです。
しかし、私の反対討論のあとに行われた採決では、なんと、ほとんどの議員が議案に賛成する立場を表明しました。
反対したのは、日本共産党高崎市議団の3名(依田議員、伊藤議員、田村)と、市民クラブに所属する一部の議員のみ

今回だけではないんです。
私が議員になって2年と3ヶ月が経ちますが、最大会派の新風会、公明党、そして無所属の議員が、議会に上程された議案に反対したのを1度も見たことがありません。
市民の代表として、おかしなことには「おかしい」とキッパリ物申すのも議員の役割ではないでしょうか。



これからも皆さんの思いを双肩に背負い、信念を貫いて議場で闘ってまいります