市民要望が実現するまで

多くの方が待ち望んでいた和田橋サッカー場の本格的なトイレ新設工事が、いよいよ今年の５月から開始されます
市民の願いが市政に届く... こんなに嬉しいことはほかにありません

市民要求実現までの道のりは、『あるサッカー少年の母ちゃん』の熱い思いから始まりました

一昨年の１０月、和田橋南側の河川敷に全面天然芝のサッカー場がオープンし、記念式典が盛大に開催されました。サッカー少年・少女と親御さんの期待に胸をふくらませている様子が、とても印象的だったのを覚えています


私が会場をあとにしようとしたとき、同世代の知人女性が声をかけてきてくれました。この女性こそ、先ほど出てきた『あるサッカー少年の母ちゃん』です
トイレ新設の必要性を、「利便性向上」という視点だけでなく「子どもの安全性向上」という側面も踏まえて分かりやすく、しかも情熱的に伝えてくれました。

このあとも、利用者の皆様から続々とトイレ新設の要望が寄せられています。

翌月、来年度予算を編成するにあたっての要望書(予算要望書)を直接市長に手渡しましたが、ここで私は母ちゃんの熱い思いを『サッカー場利用者全員に共通する願い』として訴えました




市長の反応は良好

後ほど明らかになったことですが、市長はすぐにトイレ新設のための調査を始めるように、担当部署に指令を出してくださったそうです

間もなく、つなぎとして仮設トイレが設置されました


その後、昨年の２月の議会定例会で、和田橋サッカー場について、トイレ新設の要望も含めたカタチで一般質問を行いました。




このような流れを経て、一昨日から始まった議会で本格的なトイレ新設のための補正予算が上程され、これが全会一致で可決されました

今は、サッカーの試合を観戦しやすくするための護岸工事が、今年の５月いっぱいの完成を目指して着々と進められています。


この場所にトイレが新設されます


熱い思いを届けてくださった母ちゃんをはじめサッカー場を利用されている皆様、そして、この思いを受け止めて決断してくださった市長をはじめ計画推進のためにご尽力いただいている担当部署の皆様に、改めて御礼を申し上げます

今回は、市長に対する議員からの予算要望がきっかけになって市民要望が実現しましたが、ほかにも、『請願』や『陳情』によって市民要望を実現させる手段もあるということを付け加えておきたいと思います。

市民の願いを市政に
これからも、この気持ちを何よりも大切にして、皆様の声を市政に届ける役割を果たしてまいります