百代の過客

娘の成長とグルメ、旅行、読書、映画のブログです!

富士山噴火と南海トラフ(鎌田浩毅)

2021年12月17日 | 読了!!

 以前、読んだことがあったような気がしたのだけど、、、、初めてでした。

 これを読み終えてから、山梨や和歌山、鹿児島で地震が相次いでいて、う〜ん、といった感じです。

 気をつけようがないのだけど、避難グッズを準備するとか、普段歩くときはブロック塀から距離を置くとか。細かいことをコツコツと続けるしかないのだろ〜な、と思っています。


疫病と人類(山本太郎)

2021年02月25日 | 読了!!

 いぜん読んだ本と内容が重なるところがけっこうあったが、仕方ないか。。。

 大阪では第3波もようやく落ちついてきたが、口まわりがマスクにかぶれたのか、ひどく腫れてしんどい。先日、病院にいきました。

 現在、在宅勤務中だけど、出社するようになったら、終日マスク着用なんだよね。。。えぐい。


読み解き古事記 神話編(三浦佑之)

2021年01月04日 | 読了!!

 古事記関連の本などほとんど読んだことがなかったけれど、これはわかりやすかった。

 なかなかいけてる神話だったんだ、と思いました。

 それにしても、糞や垢から生まれた神様って。。。。

 衣から生まれた神様の名前が「ワズライノウシ」だなんて。ちゃんと服を洗いなさい、とツッコミたくなった。


新型インフルエンザ(山本太郎)

2020年12月29日 | 読了!!

 とてもおもしろい本でした。

 スペイン風邪のときの状況なんて、今となんら変わらないと強く感じました。

 過去に起きた出来事を馬鹿にしないで、きちんと汲むべき教訓を汲むことの大切さがわかります。

 新型インフルはいつ流行してもおかしくないのだから、ほんとうにおすすめの一冊でした。


漢倭奴国王から日本国天皇へ(冨谷至 京大人文研東方学叢書)

2020年12月24日 | 読了!!

 結論からいうと、ものすごくおもしろかった。

 一気に読みました。

 三国時代の日本と大陸との関係は、渡邉義浩さんの「魏志倭人伝の謎を解く」の方がやや深い印象を受けましたが、それ以外の時代については、ものすごくクリアでした。

 いや、本当にすごかった。

 なお、本の最後に並んだ参考資料。

 トンデモ本を回避する意味でも、これを指針に、読み込んでみよう!!


謎の渡来人 秦氏(水谷千秋)

2020年12月14日 | 読了!!

 へ〜、秦氏ってそんなにすごい氏族だったんだ、と読みながら感じました。

 さらに別の本を読んで、途中でやめたのだけど、日本古代史系の本は、①筆者は研究者②原資料をきちんと明記している③推論は推論と、きちんと明示している、ぐらいを満たしていないと、どうしようもないね。。。。

 ちなみに、この本は①〜③をしっかりと満たしていました。


真説 日本古代史(武光誠)

2020年12月13日 | 読了!!

 巣ごもり、というわけではないが、三国志→魏志倭人伝→邪馬台国と流れに流れて、最近はこのての本を読むことが増えた。

 というか、最近、読書量がめっぽう減っていたので、このての本でもよしとしたい。

 学校で習う日本史というのは、人や制度の名前や年号が中心だが、そうでない古代史というのはおもしろいと思った。かつ、正しい歴史なんて分かりっこないのだから、言ったもん勝ちの世界ですね。ここは。

 それでも、おもしろい本でした。


卑弥呼の謎 年輪の証言(倉橋秀夫)

2020年12月11日 | 読了!!

 分かりやすく読めました。

 古代の本って、専門家以外(この本は研究者が書いた本ではありませんが。。。)の人が書くと、場合によってはとんでも本になりそうな気もするけど、研究者の書く本は、難しいんだよね。。。。。

 そういう意味では、分かりやすく書いてあって、とってもよかったです。

 しかし、邪馬台国機内説が今は主流なんだ。。。


つくられた卑弥呼(義江明子)

2020年12月08日 | 読了!!

 邪馬台国の流れでもう一冊。

 ジェンダー論系でおもしろかったところと、そうでないところが、当然ながらあった。

 卑弥呼を見たことがある人は少ない、という魏志倭人伝の記述について、「外国からの使節に天皇が姿を見せるようになったのは文武天皇が初めてで、姿が見えないのが当然では」的な指摘は、なるほどな〜という感じだった。

 女性の多さなどについては、「魏志倭人伝の謎を解く」(渡邉義浩)の方がスッキリしていた。


魏志倭人伝の謎を解く(渡邉義浩)

2020年12月08日 | 読了!!

 はじめての三国志がとてもおもしろかったので、同じ作者の本を図書館で何冊か借りた。その一冊。

 これまた、すばらしく面白かった。

 邪馬台国がどこにあったか。いろんなこじつけが存在するが、そうした諸説を独自の視点からスパッと両断。快刀乱麻を断つとは、このことかと、感じ入りました。

 ただ、九州説を支持する私としては、ちょっと残念。でも、この本も本当におもしろかったです。☆3.0です。