父の日、母の日とも、無事?無縁となりました。
親が年をとるにつれ、欲しいものもなくなり、プレゼントには、お互いに困っていたものだ。
せいぜい食事とか。
日本の商魂から、この件では解放されたわけだ。
一応、仏壇に、ピンクのカーネーションをいれてある。
先週とりかえるときに、やっぱこれか、とカーネーションにしただけで。母の日まで花がもたないかと思ったが、だいじょぶだった。
そういえば先日、
(あっ、親の結婚記念日をスルーしてしまったっ)
と、変なことに気付いた。
変なことを考えていると、思われるであろー。
どういうわけか、亡父亡母の結婚記念日、ショートケーキのホールを買って、祝う習慣だった。
千疋屋のショートケーキが、正式。
父の在職中、買って帰れる場所にあったからだろう。
昔から毎年、母が忘れても、父は覚えている。
母がその日の朝まで覚えていても、夕食の支度をする頃には何故か忘れていて。いつも帰宅の遅い父が、ちゃんと帰ってきて、玄関先で、母に、でかい箱を、
「はい」
と、渡そうとし。
「何よ、それ」
と、やや不機嫌に母が受け取り…。
結婚記念日だ!と思い出した母が、その場で悲鳴をあげるのも、だいたい恒例。
母が亡くなったあとも、わざわざ東京に行かれなくても、父は地元のケーキ屋で、ショートケーキのホールを用意し、家族全員で食べた。
今年はすっかり忘れてしまったけど…。
さすがに、当事者二人とも亡くなったので、もうよかろうと、従姉とも話した。
この5月5日。
父に柏餅をそなえようかとゆー気も、なくはなかったが、自分はそれほど食べたくない。
みそあん1個、買うのか。
亡父は、みそあんの柏餅が好きだった。毎年、一度ならず、買っていた。ワタシは、単に、つきあいで、食べていた。こしあんを。
たまたま5月5日、スーパーへ行ってしまい、見てしまったため、ばかばかしいと思いつつも、菖蒲を買ってしまった。
亡父は年をとってから、そういう行事をやりたがり、二階の弟一家の分まで、買っていた。さすがに今年は、むらむらくるのをがまんして、一束だけ買い、ひとり菖蒲湯。何やってんだか。
みそあんの柏餅、スーパーのは美味しそうじゃなかったので、パス。
店頭にあるうちに、機会があったら1個買おう。
おそなえしたあと、食べるのはワタシですが…。
本文より
昔から毎年、母が忘れても、父は覚えている。
母がその日の朝まで覚えていても、夕食の支度をする頃には何故か忘れていて。いつも帰宅の遅い父が、ちゃんと帰ってきて、玄関先で、母に、でかい箱を、
「はい」
と、渡そうとし。
「何よ、それ」
と、やや不機嫌に母が受け取り…。
結婚記念日だ!と思い出した母が、その場で悲鳴をあげるのも、だいたい恒例。
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微笑ましい光景が 目に浮かびます。
そんな、、そんな「幸福感」・・・アア懐かしいネ!
きょうは、、、わがや、私がシェフを務め、八宝菜をつくりました。 昨日の穴埋めです。