岩手県平泉・一関散策レポート(2017年9月15日~16日実施) その6
ウォーキング開始!
10.芽吹き屋 一ノ関駅店
ホテルでしっかり休んだのは良かったものの、朝食を食べそびれてしまったため、
チェックアウトを済ませると、せめてコーヒー一杯でもいいから飲みたいと、
とりあえず駅の方へ行ってみることにしました。
駅には、パン屋さんなどイートインできるお店が並んでおり便利です。
その中で、和食をいただける「茶寮 芽吹き屋」さんに入ってみることにしました。
おもちグラタンなど非常に気になるメニューもありましたが、ランチのことを考え、
「秋刀魚のつみれ汁」と「おにぎり(梅)」を注文しました。
秋刀魚のつみれ汁は680円、おにぎりは110円也。
つみれ汁は少し甘みが感じられる味噌仕立て。おいしくて身も心も温まります。
1つ1つの具が大きく、たくさん入っています。お豆腐は1/3丁も入っているとのこと。
荷崩れしないよう三角に切られており、作り手側の心遣いを感じました。
非常に良い朝ごはんをいただくことができました。ごちそう様でした。
11.釣山公園へ
朝食をいただくと一関の街を散策することにしました。
駅前にある観光案内所に立ち寄ります。
「一関まるごと食べ歩きガイド 一関さんぽ」をいただいて、スタートです。
まず、駅前の銅像に注目です。藩政時代から学問が盛んであった一関は優れた人材を多く輩出しました。
銅像は「大槻三賢人像」と言い、日本の近代化に貢献した方達です。
中央は大槻玄沢。オランダ語の入門書「蘭学階梯」を出版。
磐渓(左)は仙台藩校・養賢堂の学頭を務め、戊辰戦争では藩論を指導しました。
文彦(右)は日本で最初の辞書「言海」を発行した国語学者でした。
駅前通りにも一関ゆかりの偉人の碑が並び紹介されており、「先賢の路」と呼ばれています。
また、こちらの道路は、松尾芭蕉ゆかりの道としても知られており、「日本の路100選」に認定されています。
その道をまっすぐ磐井川に向かって歩くと、左手にやぐらが見えてきます。
かつて一関を治めた田村家の邸宅(陣屋)の裏門があったところです。
そこから釣山公園に向かいます。
簡易裁判所の前を通り、公園入口に向かいます。
入口そばには竹の杖が用意されています。もしかして、そんなに大変な上り坂なのでしょうか。
古代から軍事上の要塞であったという釣山。藩政時代は藩主・田村家の居城を見下ろすことになるため、
誰彼と入ることはできなかったそうです。
上り坂が好きではない上、竹の杖を見てビビってしまった私、頂上まで行かずに次の目的地に向かうのでした。
(根性ないよねぇ。)
散策マップ
参考資料
- 一関まるごと食べ歩きガイド 一関さんぽ
- ウキペディア「一関藩」、「一関市」
- 釣山公園の説明板
つづく