コツコツ歩き隊!

散策! 永田町 : 坂めぐり(7)

≪前回からの続き

永田町をウォーキングしよう!

東京都千代田区永田町(ながたちょう)。
このシリーズ、もう7回なのにまだ終わりません。
みなさん、飽きていませんか?
すみません。
今回は三宅坂からスタートです。

ウォーキングコース

コースは地図で確認できます。こちらへ(Google Mapが開きます。)

ウォーキング開始!

10.三宅坂(地図:14)

最高裁判所を左手に見ながら歩くと、内堀通りに出ます。
目の前に皇居があります。

皇居周辺のこの雰囲気をなんと表現したら良いのでしょう。
自然のエネルギーと清らかな空気が辺り一帯を満たし、
そこを訪れる人や生き物に安らぎを与えてくれます。
皇居の周辺には大きくて近代的なビルが建ち並んでいますが、
ともに美しい風景を作りだしていて、ゆっくり眺めていたくなります。

しかし、だからこそとても人気のある場所なので、たくさんの人が通行しており、
あまりぼーっとはしていられません。
(気をつけないとランニングをしている人とぶつかってしまうかもしれません。)
通行の邪魔にならないように風景を楽しみながら、内堀通りを霞が関の方に向かって歩きます。
実はここは坂になっています。
8番目の坂、「三宅坂(みやけざか)」です。

(写真右:坂の向こうに見えるのは最高裁判所です。)

三宅坂とは。
内堀通りを半蔵門外から警視庁の辺りまで下る坂です。
坂に沿っている桜田濠は、景勝の地として知られています。
隼町4番の最高裁判所のところに
三河田原藩主三宅家の上屋敷があったことから三宅坂と呼ばれました。
また、別名として「皀莢坂」・「橿木坂」がありますが、
堀端に皀莢の木や橿の木が多く茂っていたため呼ばれたようです。
※皀莢坂(さいかちざか)、橿木坂(かしのきざか)
(千代田区観光協会公式サイトより)

国会前の交差点まで来たら、道を渡って六本木通りに入ります。
ここの交差点は道が複雑に交差していて、方向音痴の私には厄介な所です。
目印は高速道路。
高速道路のある方の道が六本木通りです。
六本木通りを歩くと、右手には緑豊かな場所があります。
「国会前庭和式庭園」です。

11.国会前庭和式庭園(地図:15)


国会前庭とは。
東京都千代田区永田町一丁目にある国会議事堂前にある庭園。
洋式庭園の北地区と、和式庭園の南地区からなる。
国有地
で、衆議院が管理している。
(ウィキペディアより)

<利用案内>

  • 入園時間 : 午前9時から午後5時
  • 入園料  : 無料

私が行った時は日が落ちかけていて薄暗くなっていたので、
ちょっとしか見られなかったのですが、
静かで落ち着いた雰囲気なので、ホッと一息つくにはとても良い場所だと思いました。

よりみち・井伊掃部頭屋敷跡


江戸時代初期、国会前庭洋式庭園一帯は、肥後熊本藩主加藤清正の屋敷でした。
加藤家は2代忠広の時に改易され、屋敷も没収されました。
その後、近江彦根藩主井伊家が屋敷を拝領し、上屋敷として明治時代まで利用していました。
幕末の大老井伊直弼は万延元年(1860年)3月に、この屋敷から外桜田門へ向かう途中、
水戸藩士等に襲撃されました。
また、名水井戸として知られた「桜の井」もこちらにありました。
(千代田区教育委員会設置標識塔より)

お世話になったサイト

次回は国会前庭洋式庭園からスタートです。多分最終回。≫


どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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