≪前回からの続き
コツコツ・スタンプラリー・コレクション
今回の街歩きは「葛飾今昔まちあるき」紹介の全10コースの中から
「高砂・奥戸」を選んで楽しんでおります。
数ある街歩きのお楽しみの中からこの「葛飾今昔まちあるき」を選んだのは、
現在スタンプラリーをやっていて、集めたスタンプの数に応じて先着で記念品がもらえるから。(笑)
「高砂・奥戸」コースのスタンプ設置場所は葛飾区総合スポーツセンター体育館(東京都)となっています。「葛飾今昔まちあるき」についての説明は記事の一番下にあります。
散策!高砂・奥戸
今回のコースは「高砂・奥戸」。
水の流れをたどる、中川まちあるきです。
- ウォーキングコース:Google Map 「高砂・奥戸」へ
- 距離:約5.9km
コースは「葛飾今昔まちあるき」にて設定されたものを使用します。
Google Mapには「葛飾今昔まちあるき」に設定されたコースや見所に加えて、
私の個人的なおすすめスポットも少しだけ紹介しております。スタート地点の「京成高砂」駅までのアクセス:京成本線、京成金町線、京成押上線など
ウォーキング開始!
8.中川
奥戸橋を右手に見ながら、中川河川敷を歩きます。
「葛飾今昔まちあるき」によれば、中川は新中川との分岐点から新小岩の上平井橋まで
直線で約3.1kmの間、7回ほどくねくねと蛇行し、中川の「七曲り」と呼ばれているそうです。
その「七曲り」の中でも屈曲角度が一番大きい所が、
「葛飾区総合スポーツセンター」体育館のそばにあります。
(見る位置が悪かったかも・・・)
なお、こちらの体育館、飲み物やスナック類の自販機があり、
ちょっとした休憩場所に良い所となっています。
9.奥戸天祖神社
体育館を出ると、すぐそばに「奥戸天祖神社」があります。
写真左:拝殿の前に奉納されたしめ縄 写真右:奥戸連句碑
境内に入ると巨大なしめ縄が目に入ります。
こちらの神社では、毎年10月にこの巨大なしめ縄を作り、
旧村内をかつぎ回り奉納する神事が行われるそうです。
かつては雄じめ・雌じめと呼ばれる2本の縄を地元の稲藁で作っていたようですが、
現在は1本、稲藁も地元産は一部で、多くは千葉県から調達しているそうです。
(参考文献:葛飾区教育委員会発行『葛飾の文化財』)
このような立派なしめ縄のある神社はそんなにないと思うので、
この行事がずっと続くことを願いたいと思います。
この「大しめ縄神事」は区の無形民俗文化財に登録されています。
また、こちらの神社には、昔、こちらの地域で俳句が盛んであったことが分かる
「奥戸連 句碑」(区登録有形民俗文化財)もあります。
10.八剱神社
環七を渡り、新中川に向かって歩いて行きます。
日も暮れてきました。
少し早足で進みます。
八剱神社は奥戸街道のそばにあります。
こちらは区指定の文化財を2つ所有しており、実物を見ることができないか、
駄目元で探してみましたが、やはり見つけられませんでした。(笑)
文化財の1つは、葛飾郡が下総国に属していたことも知り得る貴重な史料なのだそうです。
創建はかなり昔のようです。
「葛飾今昔まちあるき」とは
葛飾区(東京都)地域振興部観光課が発行した葛飾区の街歩きのためのガイドブックである。
葛飾区の街の見どころや東京スカイツリービューポイントの紹介、
歴史や産業など葛飾の特色を簡潔・丁寧に載せてあるだけでなく、街歩きの仕方まで書かれてあり、
街歩きを楽しんでみたい方にぜひ、おすすめしたいガイドブックである。
用意された全10コースを歩けば、葛飾の良さをあますことなく知ることができるであろう
とても素敵なガイドブックで、obenben個人としては散策マップ部門で金賞を与えたい位である。
スタンプの台紙もついており、2012年11月1日から2013年3月31日まで期間限定で、
スタンプラリーを実施しおり、スタンプの数に応じて、先着でこれまた素敵な記念品がもらえる。詳細は右のサイトにてチェック:葛飾区観光サイト「かつまるガイド」
多分、次はこのシリーズの最終回です。≫