コツコツ歩き隊!

京急線で行く旅(2) 浦賀・燈明堂への旅 その6

ミニストップ


西浦賀(神奈川県横須賀市)を中心に歩く今回の旅。
最も気にかけることは、「どこでお手洗い休憩を取るか」ということでありましょう。
浦賀駅の周辺なら、スーパーや公共施設のお手洗いを使わせていただくという方法もありますが、
燈明堂に近づけば近づくほど、休憩そのものをどこで取るかという問題に直面します。
晴れた日には浦賀湾を望むベンチで、という方法もありますが、雨が降ったら?
そんなことを考えますと、コンビニ利用がおすすめです。
幸いなことに、今回歩くコースにはイートインスペースを常設している「ミニストップ」が2軒もあります。
しかも坂道を上って行かねばならない燈明堂へこれから行くぞ、という所にミニストップがあります。
たくさん見学場所がある西浦賀において、「ミニストップ」は散策の強い味方となることでしょう。

写真は「ミニストップ西浦賀店」

ウォーキングマップ

京急線で行く旅(2) 浦賀・燈明堂への旅 その1」にて参照のこと。

ウォーキングスタート

11.川間ドックへ

大六天榊神社の鏝絵を拝見した後、旧浦賀道に戻り、折り返し地点である「燈明堂」に向かいます。
大通りに出ると、近代的で大きな建物が目立つようになります。
大型マンションや老人ホームなどがあるのです。

マリーナ(ヨットや小型船を泊めておく小さな港や水域)もあります。
(最近はヨットハーバーって言わないのね。)

こちら、大きな碇のオブジェが目印の「シティマリーナヴェラシス」のそばには、
浦賀ドックと同様にレンガで造られた「川間ドック」があります。

レンガ積みドライドック(船渠=船を建造・修理あるいは係留するための施設)は世界に4つしかなく、
「川間ドック」はその1つです。
(ただし、川間ドックは水没しています。)
浦賀ドックのレンガの積み方も珍しいとされていますが、川間ドックのものはどうなのでしょう。
浦賀ドックのものとは違うようです。

12.いよいよ燈明堂へ

川間ドックを離れ、燈明堂へ向かいます。
残念ながら他の通行人を見ないほどにうら寂しい通りを歩いて行かねばなりません。
しかも上り坂。(涙)

トンネルの手前まではバス停もあるし、道標もあるのでいいのですが・・・

夜間はあまり歩きたくない感じ。ちなみに分かれ道(写真右)に来たら左の道を行きます。

「夕景が楽しみだな。」と前向きに考え進むと、大きな石碑のある広場に到着します。

燈明堂とは

浦賀港西岸の先端に位置し、江戸時代に灯台の役割を果たした建物。
慶安元年(1648)に建てられ、明治5年(1872)まで使用された。
一度、台座の石垣のみを残して本体の建物は消滅したが、昭和63年(1988)に復元された。
(参考:「歴史のまち・浦賀」)

燈明堂に来ると、犬の散歩などで足を運んでいる人が多く、一安心。
ゆっくり風景を楽しむことができました。

現在の燈明堂(右)。台座である石垣は市の史跡に指定されています。

美しい風景にとても心癒されます。坂道上って良かった!

再び、うら寂しい坂道に戻らねばならないため、明るいうちに燈明堂を後にしました。

13.新ワカメ無人販売所

帰路は旧浦賀道ではなく、海沿いを行くことにしました。
大型マンションのすぐそばに、なんと新ワカメの無人販売所があり、1袋100円で売られています。

野島(神奈川県横浜市)の新海苔もすごくおいしくて、忘れられない味となりましたが、
浦賀の新ワカメも、おいしいのなんの!
普段、「ふえるワカメちゃん」しか食べていないので、生ワカメがこんなにおいしいものとは知りませんでした。
食感が全然違います!
三浦半島って、海藻もおいしいところだったのね。
浦賀の良いお土産となりました。
ぜひ、お試しあれ。
(ただし、いつも販売されているかどうかは分かりません。)

お世話になった資料

  • 横須賀美術館てづくりおさんぽマップ
  • 別冊歴史読本54「横須賀歴史読本」
  • 「歴史のまち・浦賀 散策の手引き」、「浦賀奉行所と与力・中島三郎助」
    (いずれも浦賀コミュニティセンター分館でいただいたもの)
  • エイムック3103「横須賀本」

多分、次回はこのシリーズの最終回になるんじゃないかなぁ。
最終回としたいなぁ。 つづく≫


どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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