暑さ寒さも彼岸まで
昼の時間が随分と長くなってきて、春風の吹く日本海側からの報告がしたくて
今年も「浜益御殿(1,038m)」から「浜益岳(1,258m)」への縦走を企てました
増毛山地の秀峰を背後に(浜益御殿より)・・これ以上ない晴天の山歩きでした
結果は浜益岳ピークの手前400m、標高差80mのところで板を上げられずリタイヤしましたが、
この季節の暑寒連峰、増毛山地の素晴らしさを堪能してきました
それでは、晴れ渡った空の青と、まだ純白のままの山域の画像をご紹介しましょう
鹿の出迎え朝からあっちにもこっちにも、縦横無尽に食料を漁っている様子
7:50、登山開始から5.5km、夏山登山口の手前、標高515m地点ではまだ雲が上がっていません
マガンの編隊飛行
マガンが飛ぶ先に積丹半島の山並みが望めるんだけど、コンデジの限界
これだけアップにしたら何とか写り込んでいる(中央に羊蹄山)
この時期、日本海を背に歩く登山は格別です
日本海側の山域は、冬に吹く風が強く森林限界が低いので、それを超えるともう遮るものの無い景色が延々と続く
標高820mでこの景色、浜益岳全景
浜益岳よりも北の「雄冬山(1,197m)」の上に「山」の字の雲が
雪面はカリカリ、登るにはこれほど良いコンディションは無い
見飽きることのない景色
凡そ4時間で浜益御殿(1,038m)とうちゃこするも、長居をせず浜益岳へ
浜益御殿からの降りは「滑る」ほどの距離ではありません
コルから望む日本海(の先に羊蹄山が見えるんだけど…)
銀嶺の頂とはこのことです
と、ここから先の浜益岳頂上直下までは風が強く、
写真では得られない困難さがありまして・・・(この斜面は滑走困難)
雪庇の下に名峰「群別岳」を確認(滑るならこの斜面しか無い)
増毛山地の最高峰「暑寒別岳(1,491m)」全景
浜益岳西斜面の谷には雪崩が(確かに雪崩斜面ほど滑ったら楽しそう)
クラスト斜面をシールを装着したまま撤収(残念)
再びの浜益御殿で記念撮影
最後の林道は、気温も上がって“滑らない話”で疲れました~
神社まで400mで雪渓が切れました。疲れ様でした
毎度のお付き合い有り難うございます。
ついでながら、山の雰囲気はいつものショボ動画でね(滑りはなし)
流れる雲の速さで変わる雪面の明暗が凄いですよ
23/03/19『BC浜益岳』[ 1:58]
また来週