2月の立春を過ぎた週末、「トマム山(1,239m)」に来ました
一人の登山者も居ないトマム山
先週はとても珍しいことに山行報告がありませんでした。
別に楽しみにしてくれている方もいないだろうと思いながら、秘かに皆勤賞
を目指して週一登山を課していましたが・・・
途切れました
こんなこともありますね。
メゲずに今週からまたネジを巻いて頑張ります
駐車スペースから眺めるトマム山、頂上は霞んでいます。
今日は、天気予報を頼りにひたすら東に向かって走り、
目指したのは日勝峠にほど近い「双珠別岳(1,383m)」でした。
ところが、
車道の掲示板には「日勝峠暴風雪のため通行止め」となっているでは
ありませんか。
ということで選んだ「トマム山」は今回は代替のコース、肩の力が抜けて
けっこうイイですね。トホ
■8:45 駐車場
トマム山の頂上を目指すこのコースは、かなり以前にはスキー場として
解放していたコースです
リフトが敷設されていた当時の跡が今でも少しだけ残っています。
しかし、旧ゲレンデだったコースには林が生え、すっかり野生に帰ってい
ます。
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絶好のバックカントリーコースと言いたいところですが、斜面が南向き・・・
時間が午後に近づくと雪が少し重たくなるのが難点でしょうか。
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一時間歩くと南西に延びた尾根と交差、テラスに取り付きます。
天気はまあ、頂上が確認できるだけでよしとしましょう
ここから先は痩せ尾根に加えてガリガリ....なので早々にボードはデポ
~
気温はマイナス8℃ながらも風が強く体感温度が低く感じます。
痩せ尾根に雪庇が続くコース。
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旧ゲレンデを越えた頂上までの尾根歩きは、冬山登山の醍醐味を味わ
わせてくれます
しばれる西斜面
モンスターが親子で待ってくれている
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■11:15 頂上
頂上直下の南東斜面、ここに着くとトマムリゾートの懐だったのねぇ~
でも、
いちおう頂上には立派な?標柱が立っているんですよ(雪に埋まってますが)
Toshiの左肩、南富良野方面、落合岳までの縦走路がかすかに確認でき
ます。
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■11:25 下山
快晴のときはそれは美しいピークであります
北に大雪、十勝連峰を仰ぎ、南には日高山脈が眺められますからね
そういつもいつも晴れた天気にゃあ当たりはしません。
いくら僕の行いが良いと言ってもですアヒ
~
下山時の景色は、東の方向、トマムリゾートのタワーなど眺めながら
あるきます。
雪庇に雪が巻いている・・・
そして、ここから
軽快に滑って下る・・・と言っても時間はわずか10分程度のこと
あっという間に到着です。
けれど やっぱり
“人生 下り坂最高~”
~
ここにも坂の上の「石山」に張り付いた雲
~
■12:00 駐車場
本日のコース
【備忘録】
トマム山から向かって南方向に「石山(1,075m)」という山があります。
今日、駐車場でお会いした方はスノーモービル2台でスキーツアーの送迎
をやっているとのことでした。
トマム駅から車で僅か2分程度のこの場所から、スノーモービルでスキー
やボードを引っ張り、お客さんを喜ばせた後は、石山の東斜面でバックカン
トリーを楽しんでもらうんだとか....
「13線の沢川」の下流にある溜池付近から取り付くその山のゲレンデは、
首都圏からのお客さんに秘かに薦めている秀逸コースらしい。
そりゃそーだ、
千歳で飛行機降りたら、トマムは列車ですぐ、
降りたら2分で駐車場、その後はスノーモービルに乗って山の麓まで・・・
秘かな・・なので人が増えすぎると・こなくなる、 故に、
微妙なこの場所はToshiのブログを見た人だけが知る・・・なんちっゃて
いつかToshiも登ってみます
先週は「坂の下のコリア」だったようで
こちらのアップができなかったわけですね。
で、今週はまた見事な「白く輝く北の山々」
ユニークなモンスターも見られて
ブログファンには嬉しいかぎりです。
とはいえ、
白い白い風景ばかりが続くと少々食傷気味?
せっかくのあのイベントの画像も見てみたい・・
と思っていたら、リンク先に「トモエ写真部」の
北海道写真紀行が・・・
ニュースでチラ見した「さっぽろ雪まつり」の
プロジェクションマッピングもアップしてあり
こちらも楽しませていただきました。
なるほど、
トシクンのホワイティーな風景写真の口直しを
トモエ写真部が担っているわけですね。
しかし、あちらのサイトからの逆リンクがないのは
なんでかなぁ・・・?
あと3ヶ月は白ばっかりの画像で何が何でも楽しんでいただかねばなりません。
そこから先の残雪期がこれまた素晴らしい。。と自分で言ってしまっては実も蓋も一緒ですね。
トモエ写真部の連中も含めてトモエ社員はこのブログの存在を知りません。
知られるとちょと困ります
覗かれたらその時は開き直って、頂上でパンツ脱いで見せます。
そちらの天気を羨ましく眺めていますよ。
恨めしくではありませんよ(笑)。
それとこの時期に登っている人が意外に少なそうというのもイイですね。
恐らく春のドロドロの時期もまだ閑散としていて、狙い目なんでありましょう。
多少足元がぬかるんでいても長靴履いて楽しみましょう。
人が分け入らない時期に態々登る楽しみをご堪能ください!
もう8年前になるが、その名を知らずに目指したことがある。その『石山』を中心とした稜線を歩いてみたくてな。駐車地からほぼ直登したが、ブッシュがかなり混んでいた。そして稜線に近付いた頃、突然タブスのフレーム固定ベルトが切れて、応急処置の後撤退した。しかしスノーモビルが徘徊しているとはなぁ・・・
落合のガイドさん曰く、
週に何度かは駐車場から溜池までの間に除雪が入るんです・とのこと。
そんなときは、態々スノーモービルを出動させずとも車両でアプローチできるので、スノーモービルは引っ張られて遊びたい初めてのお客さんだけのアトラクションなんだそうです。
つまり、東京からのお客さんもすでに常連が多く、スノーモービル遊びも二回目からは“かったるい”というわけですね(笑)
そのような常連さんなど居なくなる残雪期が我々の狙い目でしょう