3月も春分の日が近くなりました
朝明けるのがずいぶんと早くなりだした17日日曜日は、
「徳舜瞥山(1,309m)」を上野ルートから登ってのバッカンです
頂上を踏んで間もなくしてガスが切れてきたっ
徳舜瞥山は昨年の1月にYukiyaさんと登って(滑って)います。
↓↓↓
その時は北西尾根(旧登山道)ルートを深いラッセルでYukiyaさんと
交代しながらの登りでしたが、今日はMotoさんと春山仕様を楽しむ
企てでやってきました
春山仕様ということは、
パウダースノーはとうに諦めて、ガリガリ君またはずっしりと重い
残雪を覚悟の滑りを想定した※バッカンです
※注 バッカンとはバックカントリーを縮めた造語です(by★たぐぴ~氏)
■
6:55 上野地区 駐車スペース
昨日の札幌の天気といい、本日の大滝町周辺の天気といい、
予報が安定せず、今日もすっかりと回復が遅い山域周辺です
どんよりと徳舜瞥山上空に雲が覆う朝の様子
駐車スペースには2台の車両が駐車していたのに、
その車両の所有者が先行している踏み後ではなく、Motoさんが
辿っている踏み後は昨日(土曜日)スノーシューハイクを楽しんだ
登山客がつけたもののようでした。
松の植林2年目ぐらいの様子でしょうか?
そのトレースは、滑ることを目的としていないので、頂上までの
方向は合っているものの、密集した植林の間を縫うように歩いて
いるので、帰りはそこを滑り降りてくることが出来そうにあり
ません。
途中から独自ルートを踏むMotoさんとToshi
そうそう、
ToshiさんもMotoさんもこの上野地区から登る徳舜瞥山は
初めてで、カシミールで想定した登山ルートを辿る楽しみ
があります。
植林の脇にはちゃ~んと滑りに適したルートはありそうなので、
登りはとりあえず先行者の踏み後を借りて歩きます。
今週中に降り積もった雪が思いの外よいゲレンデを形成している
この上のルートよりも北西に位置する旧登山道ルートよりも
だらだらとした緩斜面がそう長くなく、ここまでのアプローチ
は十分にボーダーも楽しめそうな斜面と観ました
このルートの目印となりそうな特設の櫓を発見
果たしてその読みはどうか?
主の居ない横穴式住居(ウッドペッカークマゲラの仕業
)
ガスに覆われてはいるものの、
幻想的な樹氷が美しい(この時期とは思われない)景色に息をのむ
でも、
はっきりいって、
光が欲しい・・と思っているとき、
林の先が明るくなりだして..
頂上のガスが抜け出し始める瞬間
ところが、この先は秒単位に景色が変わり..
ガスが流れてはまた覆ってくる..の繰り返し・・です。
この辺りはもうけっこうな斜度に
さらに上昇していく過程でスキーにはアイゼンを装着
それでも歯が立たず、スキーをデポしてツボ足のMotoさん
スキー用のアイゼンはともかく、
必要なのはむしろスキー靴用のアイゼンでした。
そのことをMotoさんから尋ねられたとき、すぐさま必要ない
っとアドバイスしたToshiの判断ミスでした
僅か標高差50mの登り下りながら、
スキーのプラスチックブーツはクラストした斜面でただでさえ
滑りやすいのにアイゼンは必要でした。
ともあれ、
ピッケルを持って慎重に残り30mを慎重に登るMotoさんを
後ろで応援するToshiでした
一歩一歩キックステップで登るMotoさん(ごめんなさい)
ここまで来ればも~安心
(ではない頂上付近)
その後、
誰も居ない頂上に二人立てたことでまず記念撮影
Motoさんは過去3回の夏山登山でも徳舜瞥山からの眺望を見渡せた
実績なしと言っておられますから、、
いかにこの山域の晴れる確率が低いか..であります
■
10:00 頂上
まーいっか~
と諦めかけた頂上で暫くうろつく二人でしたが、
待てば山路の日和有りっ
なんとま~
その後ガスが抜けてくるから山は楽しいです
南側のオロフレ山、来馬岳方向の視界も開けて・・
カメラが変わると雰囲気も変わりま~す
まだまだ雪白きオロフレ山山域
さらに先の太平洋だって眺められるように・・
北東方向⇒ホロホロ山も一瞬(秒撮
)姿を表して・・
天気が良くなれば登山もバッカンも100倍楽しい
Toshiさんもすっかりと冬の徳舜瞥山を見直しましぁ~
■
11:00 下山(滑走開始)
この晴れ間を期待して、頂上からスキーをデポした地点でしばらく
粘った甲斐があり、下界を見渡せるコンディションで予想外の雪質を
楽しめました
あ~ところがこの日、Goproの充電がうまくされておらず、
動画がありません
今日は止まった画像だけでお伝えするしかありません。
Sonyのミラーレスも最近調子が悪く、静画すら満足に撮れないぃ
下山時刻に全容を表した徳舜瞥山(登山ではよくあることです
)
素晴らすぃ~いルートを有難う“徳舜瞥山”
Gopro動画が撮影できなかった悔しさは残りますが、
このルートの良さは再びお伝えできる日がまたやって来るでしょう
■11:30 駐車スペース
何故ならば、
ToshiもMotoさんも、かなりこのルートが気に入ってしまい
ました。
なので、
アイルビーバックアゲイン
また来週
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