“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/10/12『大平山』

2024-10-12 | 5道南・夕張の山

10月の三連休の初日に、目指した山域は道南の島牧町

9年振りに登ってきたのは大平山-おおびらやま-(1,190m)です

 

大平山のピークの手前570mの位置にある1,109ピーク上から狩場山を望んで

 

先週の道東の旅から戻ってまだ5日しか経っていませんが、

今週も週末は山に居ます

ってなわけで、今週末向かった山域は2週間前に登った「狩場山(1,520m)

と同じ島牧村で、下の写真中央の山大平山です

 

2週間前(↓↓↓の画像)、狩場山に登っていたときの山域の雲の高さは概ね1,000mより上と思われる

 

その日からどの程度紅葉が進んだものかと期待して同山域に向かいましたが、

やはり、今年の紅葉は遅れ気味のようです

 

登山者と思われる車両1台が止められていたけれど、結局今日はその1台と我らだけ・・・

 

陽光が射し始めると黄色が映えてきたけれど、、色づきはまだまだ

 

登山口辺りの落葉もこれから・・

 

お世辞にもよい登山道とは言えない、登りはじめ(標高200m)から450mまでの谷筋歩き

 

ところどころに現れる白い石は大理石のよう(Motoさんの見立て)

 

標高500mまで上げてようやっと美しい尾根に取りつきます

 

札幌から凡そ170kmの距離を走って来たのは、このブナ林の紅葉を眺めるため

 

尾根に時より差し込む陽射しが登高意欲を増進させます

 

標高700mの手前で尾根を抜け、視界の効く斜面となるも斜度は相変わらずきつい

 

居ましたいました、島牧村一帯に夥しくいると言われるカドバリヒメマイマイ

 

Motoさんも、ここまでの急登続きにいささかお疲れのご様子

 

う~ん、晴れ予報の今日も、雲が湧きやすい気象条件(その雲の高さは標高1,300mから上?)

 

大平山は1,200m弱なので、雲の中に隠れないのはラッキーか

 

岩場は巻いて、最後の登りに向かう・・・

 

この先、ピークまではあと数百メートルと言ったところ

 

しかし、

この先は笹漕ぎに加えて、刈られていないハイ松やダケカンバのトラップに

遮られて敢え無く撤退とあいなりました

 

見えている左奥がピークなので、あと少しなのにねぇ~

 

ま・ここも立派にピークっぽいので良しとしましょう名付けて「1,109mピーク」にて

 

島牧村の海岸を眺めて

 

雲は湧いているけれど、まずまずの景色

 

今日の気温は、一年中で一番登りやすい気温で風が心地よかった

 

黄色は映えてきたので、紅の彩付を待ちましょう

 

ススキもそよぐ、快適な秋の登山道

 

本日立ったのはこの鋭鋒の上(だけど、大平山の頂上はその後ろ500m先にあり

 

まだ3分の紅葉を眺めながら下山

 

見納めのブナ林

 

島牧村を代表する狩場山と比較してマイナーな山「大平山」一帯の貴重なブナ林は保存地区指定です

 

この大平山(おおびらやま)は、このまま廃道に向かうものか・・

はたして、頂上までの凡そ500mを笹刈りして、登山道復活に向かわせるものか、

わかりません。

 

出来れば、“登れる山”としての保存もお願いしたいところです。

下山したら、

こんな素敵な「宮内温泉」もあることですから(本日、貸し切りのためフリ〇んで露天でごろ寝

 

小さい方の湯舟はToshiさんには熱過ぎ

 

秋は、朝暗い時間から出発し、帰宅時も星が眺められる時間と

いうことになりました。

冬至まであと2ケ月、紅葉をお届けできる週末があとどれだけあるでしょうか?

また来週

 


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1 コメント

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Unknown (Tak)
2024-10-14 21:12:32
僕の故郷の秋田にも太平山という山があります。清酒太平山もありますね。標高も似た感じで、秋田市の子供たちは皆のぼります。さて、こんな眺めの良いいい山の登山道が廃道になるかもしれないとは!北海道は広いです。山が多すぎて手が回らん?
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