10月三連休の中日(日曜日)は「羊蹄山(1,898m)」
頂上へ向かうルートでは最短距離の喜茂別ルートです
下山後、京極温泉からの羊蹄山(頂上の雪はすっかり融けている)
今日は、Aotaさんとの二人登山です。
すっかりと登山愛好家の仲間入りをしたAotaさんは、
今年、単独行も度重ねるなどして体力増進しています
なので、今度は道内の山ではシンプルに標高差1,500mの登り下り
を体験できる羊蹄山してみましょうと、天気の良いこの日、喜茂別ルート
にやってきたというわけです
色付く登山口
さて、羊蹄山4ルートの中でその喜茂別ルートだけToshiも初めてで、
且つ、ここ数日の環境で登山道に雪が多い状態が予想されたため、
日中にその雪が一番融けるのが早い「東斜面を登る」ということで選んだ
わけですが、登山口となるゲートがどういうわけか解放されていました
で、
そのゲートを過ぎて林道の終点まで走るとそこはどうやら2合目あたり
なのでしょう。
標高が568mあります。
(登山口となるゲートより凡そ160m上)
■6:30 登山口
何か得したような気もしますが、
標高差1,500mに挑戦するはずが、その差1,330mになって
Aotaさんは今日、達成感が今ひとつだったかもしれません
しかしまぁ~
喜茂別や京極のルートは札幌から1時間半でやってこられて、
この雄大な蝦夷富士を登れるんですから凄いです
いつもながらアウトドア大国北海道に住んでいることに感謝です
そう話している間に、グングンと標高を稼いでいけるのが羊蹄山。
Aotaさんと「稼ぐ」という言葉と「アルバイト」の意味について話して
いました。
北の方向も見事な晴れ
標高を効率良く“稼げる”ような登山ルートを開削できることが理想
ですが、どういうわけかそうなっていない山のルートもあります。
~
「こんなに登ったのに...」、いったんまた下ってしまって累積標高だけ
が嵩んでいくような登山道・・・
ま、その点この羊蹄山は、誰が登山道を付けたとしても「アルバイト」
はなし
文句が言えないところが「いいね」
登山道の説明はいりませんね。
独立峰の東斜面、背中に陽を受けながら直登、
ヒィーヒィー言いながらさらに急峻になると九十九折、
振り向けば余市岳から室蘭岳までの180度がこだましてくるので
報われる...というイメージです。(わかります?)
頂上直下、うっすらと雪景色
■9:30 頂上
2合目からの登りで4.1km、ちょうど3時間、お疲れ様でした
途中、正規の登山口から登ってきたお三人に抜かれました。
このうちの女性お二人は、100kmマラソンを走っているらしく、
最近はマラソンよりも登山にご執心なのだとか・・・、
体力も凄いですが、とにかく若々しい笑顔が素晴らしい。
穏やかな山頂にて...風もなし
頂上は、それぞれのルートから登山客が集ってきて、さぞかし
混雑しているかと思いきや、それほど多くもなく、
それは、避難小屋に一泊した登山客は早々に下山。
そして我々にしても最短ルート、3時間程度で登ってきているので
混み合うのはもう少し後の時刻ってこと?
~
100名山と言えど、降雪の時期となって登山客自体が少なくなって
いるのは間違いないようです・・・
岩場の迫力が伝わるよい画像-自画自賛-
左端:余市岳から尻別岳を過ぎ、右端:洞爺湖まで
う~ん
180度を平面に広げるのはやはり無理がありますかねぇ
■10:25 下山
風が無い山頂でしたから、もう少しノンビリとしても良いような...
そんな感じでしたが、
それでも凡そ1時間の滞在は、いつもよりゆっくりめ...
下りの画像を少しアップして紅葉の雰囲気を納めましょうね
単調で起伏がないように見えて、標高1,200mより下は尾根と谷が
明確です。
この地形を頭に入れて、今年の冬はバックカントリーで再びこの斜面に
やってこようと思います
この斜面、スケールの大きなオープンバーンということでは真狩、京極
以上だと想像できました。
(ただし、雪崩には気を付けて)
■12:05 登山口
林道の終点(登山口となる駐車スペース)から少し奥に入ると砂防ダム
がありました。
林道はその砂防ダム管理のためのものだとわかります。
砂防ダム:上下の眺めが一番の紅葉スポットでした。
下山後の京極温泉(日帰り600円)で、再びあのお三方にお会い
しました。
話題になった山友が集まる喫茶店、今度行ってみたいと思います。
留産から京極の途中で...
ニセコ周遊でしたか(^^)
晴れていても刻々と空気感が変わる秋空の下、贅沢な一日を過ごされたことと思います。
「いやあ~、登山って、ほんとうにぃいいもんですね」by水野治郎
10月~11月はニセコに引き寄せられますね
さすが羊蹄山は綺麗な三角錐して、存在感ありますね~
登りたくなりますよね~。
山の姿は素敵だAotaさんも足元が素敵です。もちろん、我が兄、敏さんも素敵です。
ー。しかし、3連休で、これだけとは思えませんが、どうされましたか?
この日、羊蹄山の頂上で珍しくスマホをいじっていたら・・・
アミーゴさんからのメールに「1967峰」と書かれているではないですか?
なんとアポイ岳~ピンネシリからいつの間にか1967峰になっている。
やられたね。
この日の晴天下の日高の写真はそれは素晴らしい。
おめでとう
三連休なのに一日しか登らない・・・ことはよくあることであります。
それが珍しいのは、別のゼンマイに巻かれている二人ですよ
たま~に奥さんサービスなんかも入れたりして、有意義に過ごしていたってことに
Takさんこそ、ブログの更新はお預けだったのですね。
残念
山は逃げません