“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

12/06/09『支湧別岳』

2012-06-09 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

6月9日(土)、この日は、北大雪の山『支湧別岳しゆうべつだけ(1,687m)』に登ってきました

久し振りに進化する57歳、Amagaiさん(通称:アミーゴさん)と一緒です。

まず初めに、親しみを込めて呼ぶ先輩アミーゴ氏の紹介をしておきましょう。

1年間に150回~200回の登山をする人

北海道内2,000回登山が目前の人

1839峰を日帰り(13時間50分)登山する超人的体力の人

男女を問わず“学生”とすぐお友達になれる人

写真はいつも、いかつい顔に写るが実物は優しい人

行者にんにくを40Lザックに6杯分食べる人

など、挙げだすときりがないほどスーパーな人ですが、そのスーパー語録はおいおいと・・・

 

この日の天気予報は、週前の予報がはずれ、全道的に悪天候に傾きました

すこしでも晴れ間が望める場所と決めて、高速をひた走り、奥白滝ICを降りて10分で

平山登山口分岐~さらに林道約10分で「支湧別岳」登山口に到着です。

 

■9:25登山口

  

登山道は、はじめから終わりまで急登が続くコースで、凡そ年配者が好んで登る山でない

ことがわかります。(登山ノートには週に1名程度の記載しかない)

急登も、振り向くと視界が開け・・・なんてことでもないために、苦労がなかなか報われない。

これでは女性受けしないであろう

 

さあ、それではこの「支湧別岳」の良いところは

苔むした登山道が美しい(これは盆栽、こってりわびさび系である僕の趣味)

奥深い北大雪の壮大さが感じ取れる(これはアミーゴさん談)

おなじ北大雪の隣に座している白滝天狗岳の登山道もこれまた綺麗である。

 

登り始めて約1時間半、頂上への稜線に取り付きます。

そしてそこにはまだ残雪が・・・

■11:20頂上到着

距離はわずか3.2kmだけれど標高差は946m、

一気に登りきるイメージです。

アミーゴさんは短パンとTシャツ、真夏と変わらない軽装ですが、虫や草かぶれなど

怖くないといいます。

見ろ  この肉体

怖いのは①犬 ②カエル ③奥さん(愛してるの間違い)

 

さて、頂上は無風、気温16度、登山口から3度低い気温も寒くは感じません。

写真、 ガスのうしろ(南西)には武利岳(むりいだけ)があり、さらに右奥には表大雪の山々へと続いていくはずなのですが

 

 遠望はきかないものの、うっすらと北大雪の北側の峰々が浮かび上がります。

■11:45下山開始

下りは雪渓を蹴って、ほぼランニング状態で降りていきます。

アミーゴ登山はトレーニング登山

下山後のビールのためには汗を迸らせながら下るのです

再び、苔むした登山道、秋にはもっと青さを増します。

■12:40登山口

 

下山口、パンケシュウベツ川の源流部で素晴らしいフキを4本だけいただきました。

この時期の山の幸、ほんとうに美味しいですよね。

下山後、深川に移動してキャンプ、久し振りに二人ビールで乾杯しました

それでは、今回はこの可愛い“松ぼっくり”でお別れしましょう

 追伸

帰りの車中で、ダニを4匹発見

備忘録とした。

120609『支湧別岳』

 

【備忘録】

  • この日の入浴は深川に移動し、「まあぶの湯」です。日帰500円(シャンプー・石鹸付)

 


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