2月以降、環境が大きく変わったことで2週間ほどウィークデーに
暇な時間が出来たことは以前お伝えしました。その時間を以前から
読みたいと思っていたコミック本『ゴールデンカムイ[野田サトル著]』
を読むために3日間、札幌市中央図書館に通いつめました。
(もう2ケ月も経っているので遠い昔のことのようで)
当初は日露戦争帰りの若者を主人公にした「狩猟マンガ」として構想されたゴールデンカムイ
ゴールデンカムイは週刊ヤングジャンプに2014年から連載されていて、
コミックとしては25巻(2021年3月現在)までがすでに刊行されています。
Toshiはそのうち24巻までを読み終えましたが、読み始めた理由は
訳あってアイヌのことに関心を持ち始めたからです。
アシリパちゃんを(強いのに)可愛く描いているところがマンガの良いところ?
ベストセラーでありアニメにもなったのでご存じの方も多いゴールデンカムイ
は、北海道・樺太を舞台にしたアイヌを題材にした漫画ですが、野田サトル
という著者のアイヌに対する取材は、少年漫画の読み物としての域を超える
綿密さに裏打ちされているため、分かり良いだけでなく、とても為になる
アイヌ入門書となりました。
Toshiの四方山話には今後しばしば登場しますが、北海道の地名や山名の由来
とともに、少しずつでもアイヌのことを紹介していければ、登山以外でも
お楽しみいただけるかもしれません。
生まれ育った北海道の歴史についてはアイヌを知らずして語れないことを
知りました。遅ればせながらウポポイを視る前にもう少し勉強を重ねたい
と思います。
※次回は『菜の花の沖』(司馬遼太郎著)
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