“ヒグマのお話し”もすでに6回目になりますが、今回はヒグマの特異性についです。
(ヒグマのお話し⑤はこちら)
ヒグマは日本国内だけを考えると、間違いなく陸上動物の食物連鎖の頂点に存在する
生き物であることは議論の余地のないことであります。
ヒグマが泳ぐときのスピードは半端ない
しかし、
その陸上生物という括りだけを当て嵌めると、ヒグマは陸上以外、例えば海や湖で
はのろまなイメージに陥りがちですが、さにあらず
Toshiが過去に四方山話でも取り上げた、利尻島に渡ったヒグマの話題(羆の考察⑧)
でも観てきたように、ヒグマという動物は人間が考えている以上に水生動物に
近いです。
その浮力といい、手足の構造といい・・・です。
水生といって、実際に水の中で呼吸して生きることはできなくとも、“泳ぐ”
という行為だけを考えれば半端なく適性があることが以下に掲載する報道でもわかります。
風連湖「ガオー」泳ぐヒグマが船の漁師を威嚇 from Toshi.T on Vimeo.[0:59]
風蓮湖 ヒグマの子受難、オジロワシに襲われ這う這うの体 from Toshi.T on Vimeo.[1:42]
いかがでしょうか?
北海道から利尻島に渡る凡そ18kmぐらいの水泳は、お茶の子さいさいってな具合で
泳ぎ切る実力は、好奇心旺盛な個体であれば、まんざら驚くことでもなかったことが、
この映像を視るとわかりますよね
「そこにお嫁さんが待っているよ」とか、「美味しいハチミツがあるよ」とかいう
動機さえあれば、かなりの個体が泳いで遠くまでたどり着くってことらしいです、
どうやら・・・
こげんして映像で見たらまっこてすごかバイ。
スピードも持久力も半端なかねぇ!
あやかりたかぁ・・
けど、オジロワシにやられとる映像は
自然の厳しさが伝わってきて
クマも生きていくとは大変やなぁて思うたバイ。
北海道っちゅう厳しか環境で頑張っとる
トシクン達も偉かねぇて改めて思うたバイ。
ヒグマが泳ぎが得意なことをご理解いただけましたね。
けど、目的なく泳いだりはしないはずで、その目的が何なのかがわかっていません。
利尻島に渡ったヒグマは嫁探しだったのではないか?と専門家のコメントがありましたが、あくまでも推測です。
そのヒグマに会って直接聞かないとダメです。
むしし