坂本直行さんの山の絵を鑑ると何かこう心が落ち着きます。
山の絵だけではありませんでした。
花の絵も心が和みます。
北海道人で知らない人は居ない六花亭包装紙の絵柄
今回は、その直行さんが残した“山を描いた作品”の中から何点か
実際の山域の写真と見比べてたりしてみました
開拓農民として自身、南日高の豊似で生活をしていた直行さんが愛した
日高の風景がやはり作品としては一番多いようです。
作品:残雪の日高連峰
実は南日高側から写した画像はまだありません。
この写真の雰囲気どうでしょう?
お馬さんが写っているあたりなかなかのものと気に入っています
十勝側からではなく日高、浦河方面からの日高連峰
雰囲気は伝わりますよね
さ、次です。
作品:比布岳
絵に描かれている黄色はエゾカンゾウでしょうか?
本当に夏のある時期、これだけのエゾカンゾウが群生するのかどうか?
見てみたいですが・・・
沼ノ平から眺めた当麻岳、比布岳、安足間岳(季節は初秋、花はありません)
作品:旭岳
北海道を代表する植生「エゾアカマツ」林の合間から大雪山を代表する山
「旭岳」を眺めて溜息をついた直行さんの“息遣い”に触れる一瞬です。
天人峡~小化雲岳途中の第一公園付近からの旭岳
作品:阿寒ふじ
夕暮れどきの阿寒ふじの赤い山肌が特徴的です。
しかし、対比する阿寒富士は豪快さという面でかなり見劣りします。
直行さんの絵の力強さには脱帽です
雌阿寒岳9合目からの阿寒ふじ
作品:ニペソツ山
そうです。
力強さ、
すべては印象ですから、滾る上昇志向を写真などでは完結できない、
持て余すわけです。はい
秋のニペソツ山北壁
ということで、
この水彩画はYahooオクで23万円だって、
直筆のものでそれだけの価格なら安いかなぁ~と思ったりします。
マイレージならあと15000点も貯まれば、福岡空港まで行けます。行きだけだけどσ(^_^;
是非とも防衛隊博多支部の慰安旅行で北海道を巡る旅を入れてくださいよ。
家計からは出てこないし、路地でチケット発見!なーんてこともありゃしません。
隊長の経費判断を決断する時期でしょう!!(^^)!
今回は「登らない」で読者のキモチを「昇らせる」
ナイスな企画でした。
絵には絵の、写真には写真の、それぞれ“持ち味”
というものがありますので、本来は同じ土俵で
うんぬん語るべきではないのでしょうが、
そのあたりのことをきちんとわきまえて比較・考察
しているところがトシクン♪の「ただ者ではない」
所以であります。
それにしても北海道の美しい風景に恋慕の情は
ますます強くなるばかり・・・
今すぐにでも豚で、もとい飛んでいきたいっ!
どこかに「北海道ツアーご招待券」的なものが
落ちてないかなぁ・・・
(良い子は拾ったらケーサツに届けましょう)