私はもともと大学で金管楽器(ラッパ属)を専攻していた金管吹きです。
こないだ、久々に金管吹きました。
って、Σ(゚д゚lll)ガーン。
筋肉の衰え、半端ない!!
金管楽器は、口元も楽器の一部というか、口まわりの筋肉の鍛えなしには吹けませんが
使ってないと、他の筋肉と同様、すぐに衰えてしまうのであります。
そんなこんなで、思った以上に残念な結果に。
金管だけでなく、フルートやクラリネット、サックスなどの木管楽器も口まわりの筋肉がないと吹けませんので、
ブランクがあると同様な結果になるでしょうね。
プロとなれば、筋肉の維持のため、ほぼ年中無休で楽器を吹いているはずです。
反面、オカリナはその不安はない。
そこが「簡単に吹ける」と言われる部分なのであります。
他の楽器のように、口まわりの筋肉はいらない。ただ息をいれば鳴る。
よく口まわりを力ませて吹いている方もいますが、その必要はないし、私はしない方がいいという考えです。
うちの生徒さんには力まないよう指導しています。
ただ、その先は他の楽器とそんなに変わりませんよ。
原始的な楽器だけに音程の不安定さ半端ないし。
美しくきれいに吹けるようになるまで、長き道です。
私は音量が出るかわり息の量が必要なオカリナを吹いているせいもありますけど、
ここまでくると求められる肺活量も金管と大差ない感覚です。(テューバクラスになると分かりませんが)
金管に持ち変えてもギャップはないというか、息苦しさはそんなにありません。
少ない息で吹ける音量の出ないオカリナでなければ、それなりに肺活量も必要になるということです。
(少ない息のオカリナでもレッスンできますのでご安心下さい)
いやしかし、ちょっとバズィング(金管の音を出すため唇を振動させること)する時間を意識的に増やして、
口まわりの筋肉を現役時代に近づけないと、演奏活動を復活させたいときに、取り返しのつかんことになるかもな~
今日はレッスンはないので、練習したり、アンサンブル用の楽譜を作ったり、倉庫の楽譜置き場の整頓をしました!
そんなぐちゃぐちゃってわけではなく案外きれい好きなのですが、なぜが「月刊相撲」が紛れ込んでいた(笑)