5~6月のオカリナはインターバル(跳躍)のロングトーンをレッスンの基礎練習のメインに組み込みました。
音階であがっていくのに比べ、跳躍で音を狙うと余計な力が入ったりで音を乱しがち。
ロングトーンをしながらそのあたりをじっくり確認して頂きました。
ピアノの生徒さんはちょうど皆さんそれぞれ長く取り組んでいた曲が形になりつつあります。
ちょっとこれは厳しいかも・・・と不安そうながらも諦めず少しずつ向き合っていった結果、気付いたら弾けるようになっていて
こちらもちょっぴり感動を覚えます。
人間、いくつになっても成長できるものだと気づかされますね。
レッスンで、皆さんいつもうまく吹けてないとのことで
「出来の悪い生徒でごめんなさい」
という言葉をよくかけられます。
でもこれは当たり前というか、むしろレッスンにおいて理想的な姿なのです。
その場ですぐ出来そうな課題はお出ししませんから。
お金と時間をかけてきて頂いてるのに家で自分で出来そうなことはしません。
どんどん新しい課題、もしくはその方にとって苦手そうな課題ばかりを考えてレッスンで取り上げてますので
皆さんが躓いたり私からアドバイスが出るのは当然の結果なのです!
すぐ出来ることをやって「うまくできましたね♪」めでたく終わるオカリナサークル風もありだと思うのですが、
私はあくまでレッスンスタイルでやっております。
言いたいのは「うまくできなくても全然気にしないで」ということです
いやしかし、私も何度でも同じミスをレッスンで繰り返したりしてたけど、
そのことについて先生に申し訳ないって感情を持ったことってなかったかも。
だって自分生徒だし、みたいな。
そう考えると音楽って厚かましい人に向いている分野かも知れません。
そうだ皆さん、うまくなりたかったら、厚かましくなろう!(笑)