5歳の娘には遊び程度で積極的に本格的に音楽は教えていませんが、通園先で毎日歌やら楽器やらやっているため、
帰宅してからもそれをおさらいしたり楽しんでいたりする姿はよくみられます。
それでもほとんど声はかけませんが、「聴いて」「教えて」と言われたら応じます。
そんな日々の中で気になることがありました。
それは娘が譜面どおりに『間違えずに演奏すること』を最も重要視しているということ。
これは娘に限らず言えることですが、
少なくともここ日本では、間違えずに演奏できることこそ一番よい演奏だと思っている方が多くいます。
生徒さん同士でも、間違えの有無がお互いの評価の基準になっていることがある。
よい演奏だったと心から誉めても、音を間違えたことが受け入れられず落ち込まれる方もいらっしゃる。
よくあるのが、ピアニストの辻井さんについて「目が見えないのに間違えずに弾けて凄いですよね」という評価。
が、辻井さんにとって全く嬉しくない賛辞でしょうね。
聴いて欲しいのはそこではないはず。
確かに超絶技巧をノーミスで演奏できたらそれはひとつの素晴らしいパフォーマンスになるだろうし、
プロになり演奏でお金をとるようになればノーミスは当たり前にはなります。
ただしそれがすべてになりますと、音楽が失われたり、ただの音の羅列でしかなくなってしまう。下手したら雑音です。
朗読に例えるのなら、抑揚が無くお経みたいになったり、繋がりのない昔のロボットのような話し方になってしまったり…
日本人は真面目で完璧主義だとも言われています。間違いに寛容ではない。
日本人が西洋音楽の本場であるそこでなかなか評価されてこなかったのはこの気質が原因だとも言われてますね。
間違えないことに比重を置きすぎて他が磨かれていないため、演奏がつまらない。
今は日本人もその点だいぶ意識も変わってきたと思いますが、
草の根レベルだとまだまだなのかなと思います。娘の環境もそうなのでしょう。
ではよい演奏というのはどういうものでしょうか。
もったいぶって、次回に続く。
あけましておめでとうございます☆
ってしれっと出てきたけど、遅過ぎでしょう!!
うっかり更新を忘れておりました^^;
もうとっくに新年のレッスンもスタートしている状態です。
風邪やインフルエンザの流行がありますけど、年始から病欠の生徒さんがいない。みんな元気ですね。
私のほうが年始に喘息が出てしまい数日は夜何度もせき込んで安眠出来ず。講師のがよれよれ(笑)だいぶ回復しましたけど。
さすがにピーク時は息も浅くなり、息の長い生徒さん相手だと私のブレスのタイミングのが早かったりして、ちっ!(笑)
たまに音楽教室を開いている方のブログを閲覧しますが、毎日書いていらっしゃる方もいて感心します。
ちょっと毎日は無理ですけど、月2回のペースはなるべく(なるべくなのかっ!)守りながら今年も更新を続けていきたいと思います。
今年のイベントとしてはまず6月に発表会を考えています。
当教室では2~3年に一度、レストランを貸し切りで借りてコース料理付きの発表会を行っておりますけど、
今年はそれをやろうと思っています。
ホール借りて舞台に立つよりも気軽に演奏して頂けると思います(ホールじゃないので音響はどうしても劣りますが)
生徒さんはご家族やご友人を誘うことができます。
一般の方も入場可能になっておりますので、また近づきましたら詳細をご案内致しますね^^
くじやゲームなどで景品が当たることも♪♪♪
場所は今回は四日市の予定です。
最近は各自、施設などに演奏にいっている生徒さんも結構多いですね。
頼もしいことです!
私はちょっと訪問先で不愉快なことが起き、生徒さん誘っての施設演奏はもう責任上怖くて無理なのですが
生徒さん自身で活躍されることはもちろんとても嬉しく思います。
さて今年も頑張ります!どうぞよろしくお願い致します。