昔から
「うまく演奏できない時、上手な人は自分の技量に問題があると考える、下手な人は楽器に問題があると考える」
とよく言われますけど、長年音楽に携わって色んな人と接する中で、それは本当によく思います。
お上手でない人ほど楽器のせいにするというか。手のせいにしたり。
実際、癖のない手のが少ないというか、十人十色です。それとうまくおつきあいできるのも技術。
楽器店で売られているようなきちんとしたオカリナなら、どれもこれも、下から上まできれいに鳴らせます。
確かに高いファは気難しいものもありますけど、鳴らし方に気を付ければ大丈夫です。接し方です。
だから
「上手に吹けないから買い換える」
というのは、基本的に間違った方向性といえると思います。楽器に対して敗北感もないですか?私は絶対嫌だなあ。
見直すべきは、自分の奏法。
それを置いても、私は生徒さんに買い替えをお勧めすることがあります。
だいたい、次のパターン
①生徒さんの肺活量とあっていないオカリナを使っている時
②あまりに古いもの(昔の生産技術で造りがよくない、または劣化)
③安価ゆえに造りが粗いもの
そんなこんなで、先月は「今のでもいいけど、もしお財布が許すなら、買い替えをお勧めするよ」と何人かお声掛けして
楽器屋さんから色々送ってもらい試奏会を開きました。
試奏された5名全員がそれぞれお気に入りをみつけ、発注されました。
ちょっと出費させてしまいましたが、よりオカリナライフを楽しんで頂いているようなので、よかったかな。
また、音色や鳴り方はそれぞれですので、そこの違いを求めて色々買い集めるのは楽しいことですね。
見た目にも美しいオカリナもありますから、コレクションとしても。
きれいに絵付けされた有田焼のオカリナで、シングル管で20数万円するのをみたことがありますけど、
基本的には5000円から3万くらいと、他の楽器に比べてもかなりリーズナブルなので、いくつも所有することができる。
それもオカリナの魅力です♪
あと、どうしても買い換えて頂かないといけない時があります。。。
それはまた今度ということで^^
今日は11時からひとつだけ蟹江でレッスンしたら、すぐ移動して、13時から、四日市です。
これもすぐ終わって、15時半には名古屋に戻り娘のお迎えです。
バタバタバタバタ・・・
しかし、毎日結構動いてるんだけど、どうして全然痩せないんだろう。