腹筋運動

吹奏楽部とかでありがちな間違いとして、
腹式呼吸強化のために腹筋運動をさせるというのがあります。
私も大昔やらされてました。

腹式呼吸は中の筋肉が必要なのであって表面を鍛えても意味がないどころか、それこそ腹筋なんか割ってしまったらふくよかな息遣いが不可能になり致命傷になります。
固いゴムで風船を膨らますイメージです。

管楽器奏者やオペラ歌手なんかは大概ふくよかなお腹回りですよね。
肉でダイナミックな腹圧がかけられるぶん、豊かな音量が実現します。
もちろんただのおデブじゃなくて中は相当鍛えられてますけどね。


で、言いたいのはですね。
そう、わたくしのお腹がふくよかなのもですね、決して食べ過ぎとかではなく、楽器のためなんですわよ。おほほほほ！！！
てゆうか、痩せたら死活問題ですし！！いいのいいのこれで！！


と鏡の前で慰めつつ、やっぱりちょっと気になるので深夜にひっそり腹ひっこめ体操してる今日この頃。
そんなの私の薄い根性でちょっとしたところで腹が割れるとか太陽ほど遠い話ですのでね。


でもですね、ほんと肺活量あげたいとか腹式呼吸めざしたいとかで腹筋運動しても全然意味ですからね。
ロングトーン練習とかで中を使って鍛え下さいね。