日本の心…
どこにでも よく見かける花。
名前は「鬼田平子 (オニタビラコ)」
その姿からして想像は付くだろうが 立派な菊科の植物である。
☆☆☆
よく見れば可愛い姿をしてるのに
ちゃんと名前も付いているのに
勝手に芽を出し成長するってだけの理由で
「雑草」と呼ばれてしまう…
ぶらっとカメラ片手に外に出る。
自然と心はワクワク気分。
とても小さな“自転車進入禁止”のマーク。
きっと自主的にマナーを守って欲しいと思う気持ちから
目立たないマークにしたのだろう。
城跡の岩壁に自生する雑草...
環境は決して良いとは言えない この場所でも
彼らは青々と葉を茂らす。
いつもは読む気さえ起きない石碑の文字。
誰もが通り過ぎてしまうこの場所に
歴史の深さを感じさせられた。
秋の小春日和…
いつもは気にも留めない光景
そこから何かを発見した時の喜び
それが散歩の楽しみかな?
花の香りが 秋の訪れを告げる金木犀
だが、その花の命は短い。
今年は美しい姿の君と出会えた。
これで いつもより一つだけ秋を多く感じることが出来たよ。
☆☆☆
☆☆☆
ありがとう...
ベンチにたたずむ一人の初老。
その姿に寂しさも感じられるが
自由なひと時を過ごしているようにも見える。
ここだけの流れる時間と空気…
一瞬 何もかもが止まっているように思えた。
自分はバレないように ちょこんと頭を下げ
シャッターを切った。
街路樹や庭木として よく見掛ける花水木。
春には白やピンクの花を咲かし、夏には緑の葉を生い茂らせる。
初秋には葉を赤く染め、落葉し
残された枝には真っ赤な実が可愛く姿を現す。
慌しい日々の繰り返し。
小さな実に 少しだけ癒される。
夏の陽射しを惜しむかのように咲く 赤い彼岸花
秋の訪れと共に春を待ちわび 葉を落とす桜
そんな二人が出会った秋の日…
赤と黄色のコラボレーション
秋色だね…