この問題を解くには、私自身の感覚では何十ものヴェールがあったように思われます。
この “答え” と思われるモノも、直感と内奥なる推進力によってのみ行き着けたような気がします。 とはいえ、これもひとつの “答え” であるかどうかすらも判りませんが、ただ、”今” の意識レベルで私自身だけが納得しているだけです。
何度も採り上げますが、この摩訶不思議な図。 占星学で使われる太陽系内の可視惑星のシンボルが六芒星、別名ダビデの星の周りに配置されている。 頂点は6つしかないのに、星は7つ。 ナゼなんだ? そして、どうしてスタート地点は右の下からなんだ? 何故なんだ・・・?
疑問ばかりが頭の中をグルグルと周っていました。 英文の問題も含めて全く解らない日々が続きました。 そして前回書きましたように、一年を過ぎるぐらいにやっとダビデの星の下の位置にSunday(Sun)とMonday(Moon)が ”肉体” と “精神” の融合した 「人間」 であると解釈したのです。
そのキッカケとなった文が下記の抜粋です。
【魂の進化 〔第10章 アダムのりんご〕】
「アダム人間」 が 「正式に登場したのは、1万4000年ほど前のこと、すなわち、アトランティス最後の崩壊の前、処女座時代の半ばのことだった。 つまり、創造神アミリウスは、ほぼ完成に達していた5つの民族集団に、理想的な肉体をもった5つの原型を同時に投影したのだ。 魂を送り出す前に、異種結合の結果生まれた発生的弱点を浄化した肉体を創造する必要があったからだ。
いよいよその時がやってきた。 第4根源人種となるべき5つの原型、充分に進化した人間の姿を最初に体現した、いわゆる 「現生人類」 の5つの原型が登場し、そのひとつにアミリウス自身が入っていくときが来たのである。 こうして、古来エデンの名でしられたアトランティスの一地域。 ポセイディアの聖なる都市に、アミリウスはアダムとして降下した。 この宿命の転生によって、彼は赤色人種の原型となったのである。
また、新たな根源人種の原型が投影されたとき、五つの原型をそれぞれに五感のひとつとの特別な相互関係が与えられた。 それが進化の局面のひとつとしてそれぞれの人種に与えられた意識的特性となる。 すなわち、白色人種は視覚、赤色人種は触覚、あるいは感受性、黄色人種は聴覚、褐色人種は臭覚、黒色人種は味覚、である。
さらに、アダム人間(現在の私たち)には、四つの基本元素に第5のモノが加えられている。 人体には 「土(Earth)」 の要素のすべてが含まれているとケイシーは言う。 そして、人体の主成分は 「水(Water)」 である。 体細胞はすべて 「火(Fire or Electron)」 によって情報を得ている。
生命維持に大きな役割を果たしているのは、「空気(Air or Oxygen)」 である。 が、この地・水・火・風の四元素を越えた第5の構成要素が存在する。 すなわち 「霊(Spirit or Mind)」 である。 この要素によって人間は生まれると同時に生命体となる。
総計は五つ。 ところが、六番目を考えなければ、小宇宙たる人間は死の限界とう円内に永遠に閉じ込められてしまうことになる。 この第六の要素によってはじめて魂を成長させ、自己を変革し超越して、神性に満ちた大宇宙と一体となって、天上の存在になることができるのだ。
その第六の要素とは魂の実体であるハイアーセルフ(Higher Self) である。 このハイアーセルフのために、一時的な仮住まいとしてまず最初に土の家が形造られたというわけだ。 つまり人間とは、やがては発芽し偉大な太陽に出会うまで、しばし地に埋もれていなければならない一粒の種子のようなものである。
この変革のプロセスを象徴するのが六角形、あるいは 「ソロモンの印章」 とも呼ばれるものである。 交差する二つの正三角形は、下降する創造主の魂(下向きの三角形)が上昇しようとする人間の魂を迎えて、太初の頃のように、完全な調和をはかろうとしている姿を表象する。
類似のものは神秘的なシンボルである 「生命の木」 やカバラの教理の 「10セフィロト」 にも見られる。 いずれにしてもこの聖なるシンボルはあらゆる要素の統合、および相対立するものの統一を象徴するという。」
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最も重要な部分は最後の赤の部分です。
ここに上図に関するコトの八割以上のコトが述べられています。
つづく・・・