ひふみ神示をペラペラめくっていたら、面白い数字に出遭いました。 それは繁栄を表わす数である “十二・12” です。
これは、一部のひふみ神示研究家方の話では、イスラエルの十二部族について述べられたものではないかという話です。
一回、ユダヤ人という不可思議な、地球世界に大きな影響を及ぼす役目を担った特異な民族を分裂させて世界中に分散させる。 そして、その役目を終えた20世紀中盤、今度は再び統一して(イスラエル建国)、最後には世界を真の意味で統一させる。 そういったニュアンスが読み取れます。 私見ですが。
しかし、ここにもひふみ神示とJew(ユダヤ)の不思議な関係を見出せます。 現在、毎日のようにニュースを賑す世界主要各国の金融問題を筆頭に、果たして今後、地球世界はどう動かされていくのでしょう?
神の経綸を静かに鳥瞰させてもらいたいと思います。
【ひふみ神示 〔ウメの巻・第二十八帖〕】
十二の流れ、六の流れとなり、三つの流れとなり、二となり一と成り鳴りて、一つになり、一つの王で治めるのぢゃぞ、弥栄の仕組、普字と成答の仕組、いよいよとなったぞ。 あな嬉し、あなすがすがし普字は晴れたり日本晴れ。 此の巻ウメの巻と申せよ、後の世の宝と栄へるぞ。 十二月十四日、一二Θ。
そして、次に目に付いたのが、大森先生の正食医学というよりも、桜沢先生の無双原理の12定理でした。 東洋の “十二” にはコレがあったのを見落としていました。
【無双原理の十二定理】
〔一〕:宇宙は陰陽の秩序をもって展開す。
〔二〕:陰陽秩序は無限に、不断に至るところに生起し、相関交渉盛衰す。
〔三〕:求心、圧縮、下降の性を有するものを陽といい、遠心、拡散、上昇の性を有するものを陰という。
〔四〕:陽は陰を、陰は陽を相牽引す。
〔五〕:森羅万象は、あらゆる比例において陰陽両性を荷帯せる宇宙の本体の電子的微分子の複雑なる高次元の集合なり。
〔六〕:森羅万象は、単に種々なる程度の動的均衡を示す陰陽の集合なり。
〔七〕:絶対純粋なる陰または陽なる事物は存在せず、総じて相対性なり。
〔八〕:一物といえども中性なるものなし。 必ず陰陽多寡あり。
〔九〕:森羅万象の相互の引力は、その対者間の陰陽差に比例す。
〔十〕:同名の性は排斥す。 同名の性の排斥力はその差に逆比例す。
〔十一〕:陰極まりて陽生じ、陽極まりて陰生ず。
〔十二〕:万物その内奥に陽を付帯し、外側に陰を付帯す。
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そう、この無双原理の十二定理は、マクロビオティックの重要な基礎となる考え方ですから忘れてはなりませんでした。
最近、ケイシーの数秘学に没頭しているものですから、すっかり忘れてしまていました。 今日、久しぶりに大森先生の正食医学の本の復習をやっていたら、冒頭部で目に入って、早速アップさせてもらいました。
私自身、こうやって洋の全く異なる東西の哲学を見較べていると、それぞれに異なった角度からお互いが眺められるようになり、突然オモシロい視点が得られることが多々あります。
この二つは私にとって、常に変化させて物事を観る、相互補助の関係になっています。
本当に有難いことです。
今後も探求し続けたいと思います。
失礼します。