ここで、ケイシーの述べるカバラ数秘学を取り扱いながら、フト気になったことがあります。 それは、よく誰でも、タマには考える
『 【日本】は、なぜ英名で “Japan” なんだろう?』
という、素朴な疑問です。
以前、何かの本でこの理由に関して述べたモノを読んだ記憶があるのですが、忘れてしまいました。 ですが、今回はこの問題にはあまり深く入りません。 というのも、陰謀論も含め様々な説があるでしょうが、大切なのは “今” この名前( “Japan” )が、世界の共通語である英語で、通り名としていちばん使われている。 ソコこそが大切です! その視点から考えてみたいと思います。
以前にも述べたことがありますが、一般的な国名である【日本】の画数は、姓名学で1,2を争うほどの大凶数である九画です。 こちらは、人間が大脳で考えた、物欲性の強い物欲物質文明社会を暗示しており、それ故、十九画と共に事件や事故に遭いやすい傾向が常に付き纏います。
つまり、いくら上手く物事が運んでいるように見えても、突然事件や事故に遭って、次に展開すると 『9→10、19→20』 で、どちらも崩壊数である0(ゼロ)に転んでしまうからです。 イメージ(想像)を物質化したモノは必ず崩壊するのが世の常とはいえ、九系の数(9、19、29、39、49、59、69、79)を大凶数とするのはこの辺に理由があるようです。
同じような大凶数である0系(10、20、30、40、50、60、70、80)の数も、確かに九系と同じぐらい大凶数ですが、こちらはちょっとその大凶数の意味合いが異なり、0(ゼロ)は新たな1(いち)を生み出す可能性もあり、その崩壊した経験から新しい “何か" を生み出す可能性も秘めています。
代表的な方では、外格部分に10画を持つホンダの創始者 本田宗一郎氏や、コンサルタント会社を世界でいちばん最初に上場した船井総研の創始者 船井幸雄会長も地格に家族縁の切れる傾向のある20画をもっておられます。 20画ついでに思い出したのですが、Tiger Woodsや松井秀喜さん、長嶋茂雄氏らも持っておられます。
他にも多数いらっしゃいますがコレぐらいにしまして、【日本】という国が戦後、物欲・物質文明をひたすら突き進んだ経緯も、この戦後に付けられた国名が示していたのかも知れません。 姓名学の格言、『名は体(物質)を顕す』 です。
他にもたまに使われる俗称として、【ニッポン】は12画、【ジャパン】も12画、今の年号【平成】も12画です。
さて、ここからが今回の議題の核心に入ります。
とりあえず世界でいちばん通っている日本の通り名 【Japan】 。 これを熊崎式の英字姓名学で分析しますと・・・ナント崩壊数の10画!になるのです。
それにしても、うーーーーーーーーーむ。
コレをどう考えればいいのだろう? 強引なこじ付けと取れないコトもないのですが、あまりにも “今” の日本の現状を、いえ、これから先の現状を暗示しているようで不気味です。
あと、やたらと “見栄っ張り数の理想主義者” である12画が目に付きますね。 全部大文字の【JAPAN】も12画です。 こちらに関する分析にも興味があります。
まー熊崎式の数秘学で観る “日本” はコレぐらいで〆まして、次に本題である、カバラ数秘学で観る 【Japan】 のコーナー、です。
カバラ数秘学は、姓名学のように吉凶と、ハッキリと白黒つけて観るのではなく、どちらかと言いますと、その単数字から導かれる全体の流れと言いますか、傾向を示してくれています。 決して、良い悪いの判断ではないのです。
それを念頭にこれから先をお読み下さい。
とりあえず、【Japan】を数字化しますと、
【Japan】=1+1+7+1+5=15=1+5=6
となり “6” という単数字が導きだされます。 カバラ数秘学は、姓名学と異なり大文字・小文字の区別は数霊に関係しません。
で、ここから分析に入りますが、この “6” という数は、“愛と美と平和” を司る金星(Venus)を意味します。 もちろん負の側面には、『愛欲(エロス)』 とかがありますが、Lesser Venefic(チョイ堕ち吉星)らしく、比較的良い意味が強い星でもあります。 我々人類の向かう星座であるLibraの支配星でもありますし。
大日本帝国時代はアレだけ厳格だった日本が、戦後、戦争にはほぼ直接介入しなくなったり、返って来ないお金を貸しまくったり、エロ天国の国になったのはこの辺にも原因があったのでしょうか?
ま、それはどうでも独り言としまして、今まで観てきた【日本】という国名に関する様々な角度からの見解のなかで、比較的いちばん良い見解が観て取れたのです。
“日出づる国” 日本
果たして “今” 目の前に展開されている戦後最大の国難にどう立ち向かっていくのか、当事者でもありりつつも、宇宙人的視点からも鳥瞰してみたいと思います。
続く…