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日々の思い付きを書いてゆきたいと思っていますので、ヒマな方はお付き合い下さい。

数秘学について(23)

2011-06-14 15:05:23 | 占星学・数秘学

 長くなりましたが、やっと【4・Four】という数字に関してディープに書き進めて行くわけですが、しかし、この “4” という数字に関して採り上げるとすると、占星学で用いられる “四代要素(土・水・火・風)” ぐらいしか大きなモノは見当りません。 

 かく云う、私が占星学を研究し始めた当初、あまり馴染まなかったというか、ピンとこなかったコトの一つが占星学の基本概念の一つである、この世を構成していると言われている “四大要素(土・水・火・風)” です。

 いろいろと理由はあるとは思うのですが、たぶんマクロビオティックと姓名学の基礎にある陰陽五行説の五行の概念が強くあったためだろうと思います。 特に姓名学で、この五行説の相克・相生とかの考え方の概念をミッチリ研究しましたから、その独学による洗脳も強かったと思います。

 ですから最初の頃、この占星学の四代要素の概念は幼稚に感じられ、あまり重視していませんでした。 とりあえず研究する上では必要だけど、そこまで本質に深く関わっていなさそうだからと、カルく流しながら他の事(惑星やら星座、アスペクト等)を重点的に研究していました。

 しかし、それから時が経ち、占星学を研究する上でどうしても英語が必要となり、独学で 『The Perfect Horoscope』 やらケイシー・リーディングの占星学のリーディングを研究し続けているうちに、

 「おや? この占星学の “Four Elements(四大要素)” の概念って、結構バカにできないな。」 

 と感じるようになったのです。 ケイシーは、少なからずこの四大要素の概念を占星学だけでなく、宇宙創造論のリーディングでも用いているのです。 一例としまして、ケイシー自身の生まれ変わりに関するリーディングを例に取り(R294-8)より

【エドガー・ケイシー 前世透視】

 「大初から、この実体は存在していた。 その時、地、水、火、風の四大の要素が与えられた。 宇宙の諸力が解き放たれた。 そして、地球が誕生した。

 その時、明けの明星が共に歌い、風のざわめきが、人間の到来を知らせた。 それが、創造するものの霊である。 そして、人間は生きる魂となった。

下がR294-8原文です。

 24. In that before this, we find in the beginning, when the first of the elements were given, and the forces set in motion that brought about the sphere as we find called earth plane, and when the morning stars sang together, and the whispering winds brought the news of the coming of man's indwelling, of the spirit of the Creator, became the living soul. This entity came into being with this multitude. As to the experiences as have been given in this plane, the earth, and the often sojourn upon this plane, we find all summed in this:

 この辺にも、Cayce Readingの原文(英語)での研究の重要性が垣間見れます。 原文からその言わんとする本質を必死に読み取ろうとしていると、言葉の “重さ” が直に伝わってくるのです。 同じリーディングを見比べても、翻訳本とかではそこまでの言葉の “重さ” が感じられないのです。 

これは、両方を研究するようになれて初めて解ったことです。 表現し難いのですが、例えるならカメラなんかそうですが、たとえ透明でも、何かしらのフィルターを通している光と、いない光、という感じのイメージでしょうか。 殆んど同じなんだけどビミョーに “何か” が違う。 そんな感覚です。

 で、脱線はこのぐらいにして本題に戻りまして、この四大要素の概念の、現実世界への応用のされ方についてですが、いちばん解りやすそうな 『魂の進化』 よりお借りしまして、抜粋してみたいと思います。

【魂の進化】

 人体には 「土(Earth)」 の要素がすべて含まれているとケイシーは言う(R3121-1)〔おがっち注:ひふみ神示も全く同様の見解を述べています。人間は土から造られたと〕。 そして、人体の主成分は 「水(Water)」 である。 体細胞はすべて「火(Fire)」(あるいは電気)によって情報を得ている。 生命維持に大きな役割を果たしているのは、「空気(Air){あるいは酸素O2}」 である。

~~~~~~~(抜粋ここまで)~~~~~~~~~~~~

 ザーッとこんなニュアンスになりますが、恐らく一般の方にとっては、表現が抽象的で頭に染み込み難い概念だと思います。 特に科学系の頭脳の方には。 私もそうでしたからよく解ります。

 しかし、ある時、占星学とケイシー・リーディングを同時並行的に研究しているうちに、いつの間にかこの四代要素の概念を自然と受け入れていた自分に気が付きました。 すんなりと受け入れていましたね。

 だからと言って、同じような弁証法である易の陰陽五行説も否定することなく、区別して用いています。 どちらも間違いなく不変の宇宙の法則を言い表わしており、ただ単に異なる角度から観ているに過ぎません。 臨機応変に用いれば、お互いの短所をカバーすることもできます。

 でも、ホントいろんな事が解って行くって面白いモンですねー。 この感覚を味わったらやめられなくなります。 コレがお金とスキルに結びつけば良かったんですけどねー。

 続く… 

 



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