去年友人からオーダーされて作ったブックカバー。
作るにあたっていろいろ調べてみたところ、
本や手帳のサイズについて知らないことだらけだったので、覚書メモ。
一般的な文庫本や単行本って、一定の規格サイズがあるとばっかり思っていたのですが、
実は出版社によって結構まちまちだったのだ。
ネット検索で調べてみると、
文庫本サイズの目安として書かれているのが105×148という、A6サイズ。
実際自分の本棚に並んでるのをはかってみたら、岩波やちくまは確かにこのサイズなんだけど、
新潮と文春は高さが152くらいあるし、
ハヤカワにいたっては158くらいあるよ…。
ちなみに、幅はほとんど変わらず105でした。
ということで、A6サイズからよくある文庫本を網羅できるカバーのサイズを考えると、高さはやっぱり16cmになるのかな。
そして、新書も幅は105で、高さが175。
新書サイズを作るなら、幅は文庫サイズと一緒で、高さが18cmくらいのがいいんじゃないかな。
そして、単行本サイズですが…。
もういろんなサイズがあり過ぎてつきあいきれないのよ(笑)。
ハードカバーとソフトカバーでも規格が違うのかもしれない。
わたしは四六判という、幅127×高さ188というのと、幅128×高さ182のB6サイズあたりをカバーできるよう
高さ20cmで作ってますが、
B6サイズには少し上下が大きいかなあ、という感じも無きにしもあらず。
手帳だと、カバーの部分をポケット代わりにいろいろ挟んだりしておきたいものもあったりするので多少の余裕はありかもしれません。
ちなみに、表紙のがっしりしたハードカバーの本だと、
このサイズだと入るものと入らないものがありました…。
ちなみにこちら、11号帆布とコットンコードレーンのリバーシブルのブックカバー。
文庫本と単行本の2サイズ作ってみました。
作品購入の際には、ぜひともこの本にカバー掛けたいの!と思う本がもしはっきりとあるなら、サイズを確認することをお勧めします。