毎回、直感を鍛える作業になるちいさな巾着の制作。
布の組み合わせ
紐の組み合わせ
ビーズの組み合わせ…
いちいち、
これかな?違うな…。こっちか?逆にこっちはどう?かーわいぃーー!待てよ?こっちかな??いいねぇ…
とあーだこーだ地味に試行錯誤しています。
組み合わせに理論的な正解は無いので、ただただ直感的に、あり/なしを判断していくわけだけど、
何が判断基準になっているのか自分でもわからないところに確かになにかしらの基準があって、
最初はもやっとしていても、作業してるうちにその判断がだんだんクリアになってくる感じがある。
始める前にはめんどくさいな…と思わないこともないんだけど、
やりだすと途中でやめられなくなるのです。
そんなこんなで出来上がった今回の作品も含め、
今ある在庫ラインナップはこんな感じ。
とってもいっぱいあるようですが、同じものの表裏だったりします。
布を組み合わせる上下パッチワークタイプと
布は1種類でドットの糸の配色で遊んでいるタイプとありますが、
最近わたしはこのシンプルドットタイプがお気に入りです。
どの作品にもある程度言えることなんだけど、この巾着は特に、
布を切った時点では完成した姿からはかなり遠く離れていて、
縫いあわせるプロセスの中で、布と布、布と糸、本体と紐とビーズ、と、
要素が足されるにつれどんどんかわいくなってくるのが愉しいのだ。