『刺し子デザイン帖』という本がもう、すんごいツボなんですが、
この著者の方が言う、
刺し子をテキスタイルとしてとらえる
という考え方、それそれまさに私もそこがツボなのーー!と納得した次第。
刺し子の模様がどうこう、というよりも、
それが布の上にのって、布の地の色や他の部分とのバランスでどんな表情が顕れてくるのか?
に面白さを感じます。
布地や糸やビーズを組み合わせてポーチなんかを作るときにも、
組み合わせることで思いもよらないかわいさが生まれることに燃える&萌える。
刺し子も、
なんなら全部まっすぐ波縫いでもよくて。
それをどういう色で、どういう形が顕れるように、布のどこにどんなバランスで刺すのか?
を、ついあれこれ試行錯誤しちゃう。
手の込んだ図案ならシンプルな色あいで
シンプルな図案なら色の組み合わせでひねってみる
とか、
作品として小物に仕立てるなら布地全面に刺して、刺し子を布の柄として考えたらどうかな?
とか。
結局何を作るにしても、何をどう組み合わせるのか?というところにインスピレーションを働かすのが好きみたい。
そんな感じで今はまっているのが、
波縫いのカタマリを並べる図案。
(図案って呼べるほどのものではない…)
刺し始める前にイメージする能力が低いのか…
納得いくデザインになるまであーだこーだと縫ってはほどき、を繰り返すことになる(笑)。
もう少し無駄なくできないもんか?とも思うけど、まぁそれも愉しみのうちなのよね。