夢の鉛筆

日の出のように輝いて
朝日のようにさわやかに

そんな日々を過ごしたい

      満改め ひろし

夏初めうつらうつらの昼の夢     満

2010-06-15 06:23:24 | 日記

 

 ◆ 梅雨に入った関東地方。昨日は雨だったが入梅宣言の後一日間で今日は晴れている。早くも晴れだが降るよりもよほど良い。
梅雨がないと農作物にも影響が出るから、やはり降る時期には降るがいいし、暑い時には暑いのがいいようだ。

◆ 今朝は5時に起きた。朝の行事を簡単に済ませてしまったので後はノンビリムードで一日を過ごす。
降っていないから散歩が出来る。
午前中に頑張って散歩に出ようとおもっている。

◆ 少し瞼が重い。少しパソコンを休止して目を休めよう。
暑くもなく、寒くもなく、居眠りにはちょうど良い陽気なんです。

丁度勉強会用に句を提出しなくてはならないのだが、残りの一句がなかなかでない。
目を瞑りながら少し俳句を考えようか。

◆ 空は青空になっている。気分は良い。
雲が優しく浮いていた。




* ベランダから撮影した6月15日の雲。




打ち水の浴衣姿や路地の奥      満

2010-06-14 09:44:02 | 日記

◆ 今やこの句のような情景は少ない。
打ち水も「打ち水大会」とか「打ち水大作戦」とかになってしまって、主催者がいて
みんなが集まって水を打つ。そのような風物になっているようであります。
◆ 折角浴衣を着て打ち水をしている姿が、何故か情緒に乏しくてさびしい。

 ◆ もう今は 打ち水姿のほのかな色気と共に感じた夏の打ち水姿には、
お目にかかれないのかもしれないですね。

◆ 今日の一句


           打ち水の浴衣姿や路地の奥       満



◆ 写真は「浴衣で打ち水大会」「打ち水大作戦」より。




日陰など要らぬか帽子に夏の蝶     満

2010-06-13 08:48:57 | 日記
◆ 快晴の夏の日差しの陽が続いている。
往復僅か5分の散歩がつづいている。
早朝に歩けば大気は冷ややかで心地よいのだが
最近は早起きが難しくなってきて、今朝の起床は7時半、
朝食を済ましてのひと時はもう部屋の中は
むーっとしている。
新聞を読んだり雑事を処理をしたりしていると散歩が暑くなってからになりがちです。

陽の光が出てからの散歩になってしまう。
暑いのを我慢すれば許容時間は長い。
そこで必要なのが帽子なんですね。

帽子をかぶり、半ズボンにTシャツ姿で散歩に出かける。
まだベンチまでのごく極の短い距離であります。

ベンチにたどり着いてやれやれ。休憩であります。
日はあるが風もある。
暫しほっとできる。

飛んできた蝶が目の前で踊り飛んでいる。
日向を楽しんでいるようでもあります。

帽子にあしを少し付けて又舞っている。
なかなかとまらない。

ベンチの向こうは調整池になっている。
それほどの景色ではないが広い空間が気持ち良い。
その向こうには桜の木の並木か゜ある。

今日も何となく元気だ。
家に帰ってアイスコーヒーを飲む。

朝の行事の第一楽章の終わりであります。


◆ 今日の一句


            日陰など要らぬか帽子に夏の蝶       満




         季語: 夏の蝶























         













短夜にひとり歳時記開き読み      満

2010-06-12 12:05:17 | 日記
◆ 「無人島へ一人で行ったらあなたはどんな本を持っていきますか」

良くある質問ですよね。

答えで多いのは聖書のようですね。
バイブルもいいけれど僕にはそれほど身近ではありません。
ひと頃僕は百科事典たなぁと思っていました。

「知識を沢山持つことは人生を楽しくすることです。誰かが言った名言です。

◆ ところが最近になって無人島へ持っていく一冊の本が僕の中で変化しました。
百科事典に変わって持っていきたい一冊は「歳時記」に変化しました。

読めど尽きないその奥行き。知識を増やす他に新しく創作の意欲もわきたたせてくれます。

短いこの頃の夜。
滅多に開かなかった歳時記を読みました。将に言葉の宝庫です。

もっと頻繁に読まなければと思いました。

さて、百科事典が歳時記か。迷うところですねぇ。









さくらんぼ目覚めて紅くまた紅く      満

2010-06-11 09:37:11 | 日記
◆ 今日の一句


           さくらんぼ目覚めて紅くまた紅く      満



◆ 可愛いさくらんぼであります。

言うことは何もありません。あの小さくてピンク色のさくらんぼを見る時
思わず出てしまう微笑み。
日本のさくらんぼは世界一ですね。

一粒口に入れれば、甘酸っぱいあの感じ。美味しいですよねぇ。

山形の農家は今売り出し中です。意外にびっくりなのはお手頃の価格なんですね。








雲の路濡れてはるばる黒鶫(クロツグミ)      満

2010-06-10 07:16:27 | 日記

[ クロツグミ ] ↑. スズメ目 ヒタキ科 ツグミ亜科 夏・小型でツグミよりやや小さい。腹に白に黒斑がある以外真黒である。早く渡ってくる夏鳥。チョキン、チョキンとユーモラスに鳴きます。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/f7/8dce9f6a61cb71e2bc80eebfadff4025.jpg">◆ 今年も我が家の家計を良く承知している渡り鳥がやってきました。↑ハクセキレイ。

◆ 今頃になると何処からともなく鳥の鳴き声が聞こえてきます。

「チョキン、チョキン........」 

我が家の家計はすっかりお見通しのようです。チョキン、チョキン。まだ鳴いています。

◆ ひとしきり、チョキンの声がゃんで今度は、ハクセキレイが続けて鳴きます。
「ピー ピー。ピーピー」

神様はすべてお見通しのようでありました。

◆ 今日の一句


       雲の路濡れてはるばる黒鶫           満

       ピーピーと鳴く渡り鳥声つらく           満









緑陰のベンチに味わう涼ひと風     満

2010-06-09 04:33:20 | 日記
◆ 今の僕が歩けるのはこのベンチの置いてある道だけであります。
片道10メートルはあるだろうか。
やっとの思いで先ず歩けるのが最初のベンチのところまで。
5メートル位。

歩くと激痛が太腿に来る。これがつらい。
具合の良い時はもう一つあるその先のベンチまで歩く。
今は少し距離の長い二個目のベンチまでを目標にしている。

何時になれば普通に歩けるのか先の判らない僕のリハビリ。
とにかくやるしかない。

到着してベンチに座る。ヤレヤレの思いであります。
汗が出る。
そんな時風がきて僕をなぐさめてくれる。いい気持ちであります。

ベンチの先には喫茶店がある。そこまで歩いて行けるのはいつだろうか。

目下の努力目標なんですね。


◆ 今日の一句


          緑陰に一服の涼道ベンチ          満

          緑陰のベンチに味わう涼ひと風      満



       
          季語:  緑陰





鯵と言う魚食いけり今日もまた     満

2010-06-08 08:31:37 | 日記

 

◆ 鯵は旨い。しかも安い。僕は鯵の塩焼きがすきなんであります。
旨い 安い 好き。こうくれば当然鯵は度々食卓に登場することになる。

朝ごはんにはたまに開きが出ることもあるが一匹付けは概ね夕食のメニューに
なっている。

食事が細くなってきている近ごろはこの粗食で充分になります。
水割り焼酎一杯。お米のご飯は食べない。

一年中売っている鯵の魚。
有難いし嬉しいことてす。


◆ 今日の一句


           鯵と言う魚食いけり今日もまた       満


(6月の季語: 鯵)




 


何故くるの同衾の友蚊が一つ     満

2010-06-07 08:43:56 | 日記
              <蚊のイラストより>

◆ 近ごろ蚊が少なくなっている。
下水道の整備が整っているので少なくなっているようだ。勿論蚊の出現は歓迎するものではないが、忘れた頃に現れる蚊は何とも久しぶりのような思いにさせる。
姿は布団に入ってからだから見えない。
あのブーンという音が耳元から離れずに苦労する夜がたまーにある。

蚊も一人で所在がないのだろうか。
目をつむったままたたいても命中はしない。暫く経つと又ブーンとやってくる。

もういいや今夜はこのまま寝てしまおう。
暗闇の布団でしばしがすぎる。

眠りついて目が覚めると朝であります。昨夜の蚊は既に何処かへ行ってしまっている。
ひと夜を同じ布団で過ごしたのかもしれない。

◆ 今日の一句


             何故来るの同衾の友蚊が一つ       満



    (6月の季語   蚊)  

◆ [アカイエカ]活動時間は主に夜(日没)から日の出まで屋内で人を刺します。近くに獲物がないと、1キロ近くも飛んでくると言う、攻撃型です。
ドブや下水槽等の汚水で幼虫が発生し成虫で越冬します。    
                                 [蚊]より。



    

朝シャワー若い気でいてハックション     満

2010-06-06 08:57:36 | 日記
◆ 朝のシャワーは気持ちがよい。シャワーを使った後の一日が爽快に過ごせる。

◆ 今日の一句


          朝シャワー若い気でいてハックション      満



   *6月の季語  シャワー.


◆ まだ日本の一般家庭にシャワーが普及していない頃、50年もまえかも知れない。
僕はまだ20代。
アメリカ映画「ローマの休日」が封切りになった。
その中で新聞記者のグレゴリーペックがアパートでシャワーを使うシーンがあった。

映画そのものはコメディ風のラブストーリーで今でもDVD等では人気のある作品である様子。

その中のシャワーのシーンはとるに足らない一瞬の場面なんだが、当時シャワーを使えるのが羨しいと感じたのを覚えている。

今では当たり前になった日本のシャワー事情で朝シャワーも一般的になっている。

陽気は良くなってきた。朝シャワーを使おう。と思った。

朝のシャワーは気持ちが良い。起きぬけに入れば尚更であります。
だが終わってみれば風呂場の外の空気は意外に冷たく感じる。思わずハックション。

年寄りの冷や水的でありました。

でも気持ちはいい。風邪はひかなくて済みそうでした。





鼻歌でミカンの花が妻老いず     満

2010-06-05 04:28:27 | 日記

              <みかんの花より>

◆ みかんの花ってどんな花。あまり実物を見た人は少ないのではないだろうか。
♪ 戦後大ヒットしたこの歌は何となくミカンの花の咲く丘を思わせる清純な歌であります。

◆ ジャスよりもクラシックが、カラオケよりも歌声喫茶が好きと言う我が老妻だが一応共通の趣味として
音楽がある。
最近はまるで出掛けなくなったが、若いころは演奏会に良く行ってみたものでありました。

◆「音楽は世界を結ぶ愛情のリボンです」

ラジオから流れるこの言葉と共に、川田正子のうたうこの「みかんの丘」の歌は忘れることが出来ない。
みかんの花が咲いてます。いい歌です。

◆ 妻がハミングしている。意外であります。みかんの花が咲いてますとやっています。
かすかに聞こえます。何かいいことを思い出していたのかもしれません。

めっきり増えた白髪の妻はまだ若い。
いい歌を聞くことができました。

7月。妻76歳 僕79歳。


◆ 今日の一句


          鼻歌でミカンの花が妻老いず       満




* 6月の季語  みかんの花









 

 


四 六ガマ今は遠くの薬売り      満

2010-06-04 09:24:40 | 日記
◆ 歳時記を見ていたらカエルが季語として出てきた。
カエルかぁ。暫くみてないなぁ。
カエルの写真を探しながら連想のガマガエルを探した。僕のパソコンでは検索できなかった。

ガマガエルと言えばシロクのガマ。
筑波山麓しかいないと口上で言うカマの脂の薬売り。今はその面影も遠く彼方に消えかけている。
背中の後ろの方で、今でもどこかであの独特の口上で商いをしているのだろうか。

◆ 今日の一句


           しろくガマ今は遠くの薬売り      満



古い題材になったが、まずは作ってみた。

今 カエルの季節なんですねぇ。






南風に煙草のけむり舞を見せ     満

2010-06-03 05:35:44 | 日記
◆ 近ごろは嫌煙ばやりで煙草の煙を見ながらゆっくりと煙草を楽しめる場が少ない。
煙草は健康に悪い。
脳梗塞や心筋梗塞の原因になるという。
怖い趣向品であります。

なのに街には煙草を売っている店がある。
この矛盾はどうしてか、と思う。

ともあれ今朝もまだやめる気のおきない煙草に火をつける。
食後の一服はうまい。

煙草を吸うのは今やバカ者扱いだが、僕は一日4~5本の喫煙を楽しんでいる。

一日四、五回 バカ者になるのか。
一生バカ者で通すのか。

まだわからない。










甘味さえ抑え控え目葛饅頭     満

2010-06-02 12:27:57 | 日記

                     <葛饅頭より>

◆ 今日の一句


           甘ささえ今は控え目葛饅頭        満



◆ 雨の降る日は天気が悪い。和菓子の旨さこれ甘味。

アルコール抜きのビールが売り上げを伸ばしているという。そんなご時世だから甘味の無い餡子なんて言うのが
そのうち出てくるかもしれない。

煙の出ない煙草。
健康的というのかどうかはわからない。

だが世の中どんどん進化している。
世界も変わるし日常も変わる。

古きを尋ねて新しきを知る。
書籍がI-padで読める時代であります。

そんなことで、この写真は甘い餡子の葛饅頭であります。

古い物に学び、新しい物に挑戦したい。
そんな心構えでこれからも生きていきたいと思う。

でもやっぱり、餡子は甘いのがいいですねぇ。





夕刊を朝起きて読む有閑子     満

2010-06-01 04:58:51 | 日記


◆  一見暇のようであります。何しろ365連休ですから。
でもそうでもないところが味噌でもあるんですね。
暇人は暇人なりに朝起きてから夜寝るまで、一応1日を過ごすペースが出来ている感じです。

午前中は一応毎日一杯のスケジュール。午後にフリーの予定を消化する。
夜はエンジョイタイムでボケーっとしていたり自由な時間を過ごしている。

これが僕の大まかな1日なんだが、それも予定通りにいかない日も多い。
そんな次第で

◆ 今日の一句


          夕刊を朝起きて読む有閑子       満


となる。
さっと見出しだけで終わる日もあるが目だけは通している。
川柳も文字数を合わせるだけのようだが、これもまた一興なんでありますね。

 ◆ 鮭のふらいであります。
油ものに近ごろめっきり弱くなってきて困りますが、こういう揚げものはまだ食べられます。
春巻きにカボチャ、キャベツを大目に切ってもらって焼酎今日は水割り2杯。

街のカラオケBARへ出掛けなくなったらアルコールも弱くなりました。