負けない兵法についての考察。中編。

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　今回の記事で負けない兵法で書き留めたいことは次の３点です。



１，公明正大が一番強い。

　戦いにおいては、自分の潜在因子がプラスの貯金（運が良い）なのか、マイナスの借金（運が悪い）なのか。が重要です。

　負けない兵法とは
・自分がプラスの貯金状態（運が良い状態）であること。
・敵がマイナスの借金状態（運が悪い状態）であること。
　が全てであります。

　戦う前から、この布陣を作っておくこと。自分が貯金で相手が借金という状態が理想的です。

　どうして自分が相手に対して公明正大だと自分の潜在因子がプラスになるのか。また公明正大を維持していることらに戦いを挑む相手。なぜ彼らの潜在因子のマイナス借金になるのか。今回は詳しくは説明しません。読者の方がそれぞれ考察をして頂ければ幸いです。

　ヒントは「与えた分だけ与えられる・手放した分だけ与えられる」「奪うものは奪われる」という陰陽の性質です。

　もちろん「公明正大」とは「無防備で誠意を尽くせ」というお花畑ではありません。相手が暴挙に出る最悪を想定し、戸締まりは万全にした状態。この状態で、表面上は最後まで、相手に対し公明正大で誠意を尽くす。

・警戒想定
・寛容さ
このバランス。



２，体幹を保つには筋力が必要。

　スポーツで重要なのは、体幹を保つこと。どんな姿勢でも軸を保つこと。であります。
　しかし体幹を維持するには、筋力が必要です。筋力がないと軸を保つことが出来ません。疲れた〜としゃがみ込んでしまいます。

　嫌な相手に「公明正大に誠意を持って」という態度を維持するのも同じです。これには「心の筋力」が必要です。

　「心の軸」を維持するには「心の筋力」が必要です。

　筋力がないと相手の次元に簡単に堕ちます。相手が理不尽だとこちらも理不尽な態度で応酬したくなります。
　陰で足を引っ張ったり、悪い噂を広めたり。相手が困ることに陥れたいと願ったりします。

　しかし「心の筋力」がある人は、相手がどんなに理不尽でも軸をぶらしません。
　もちろん「警戒の備え（相手が暴力や違法行為になるときの備え）」は怠りませんが、理不尽な相手に感情的になりません。

　それは心の筋力があるからできることです。

　相手は相手。自分は自分。相手はどうであれ、自分が間違っていた分は謝る。自分が間違っていた分は意見を修正する。
　相手は相手。自分は自分。相手が意地悪な人間かどうかは別。少なくとも自分は相手が困ることはしない。

　この態度を維持するには「心の筋力」が必要です。そうでないとすぐ「泥仕合」に堕ちてしまいます。


　しかし負けない兵法では、嫌な相手ほど（警戒想定しながら）「公明正大と誠意」なのです。
　これが自分の運（潜在因子）を最大にする布陣であります。



３，泥仕合が最悪のパターン。

　心の筋力がないと相手と同じ土俵に堕ちてしまいます。
　「そりゃ自分も悪いけれど、相手も非道いよね」とお互い罵倒する世界です。

　どちらが理不尽か。どちらが非道い人間か。をお互い罵り合うこと。これが「泥仕合」です。

　本当は。心の筋力があれば、泥仕合なんかに堕ちなくてすむのですが。。。

　内心「自分にも悪いことがあるけれど」とは思いつつ「それでも相手の方が非道いことしてるじゃん。非道いこと言ってるじゃん。」ということを言い訳に、非難の応酬を繰り返す。



　相手が理不尽の場合。暴力や違法行為。外交だと紛争。を警戒して備えることがまず第一。
　しかしそれと並行して、理不尽な相手こそ、公明正大に接すること。理不尽な相手こそ、誠意をもって接すること。

　与えた分だけ、自分の潜在因子はプラスに蓄積されます。
　手放した分だけ、自分の潜在因子はプラスに蓄積されます。

　理不尽な相手にこそ、自分の「プラス」を蓄積することが大切です。
　しかし「泥仕合」状態は、「マイナス」の借金を投げつけている状態。修羅の状態。しくしく。

　なぜ修羅の状態に陥るのか。それは「心の筋力」が足りないから。「心の軸」を保てないのです。疲れちゃってしゃがみ込む状態。
　あ”〜ぢかれた〜。といって、相手との泥仕合のループにはまってしまいます。


つづく

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おまけ（読者の方によって教えて頂いたこと）
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自分だけ幸せならいいなんて、本当はちっとも幸せじゃ
ないって分かっているのに。
心の奥底では必要なものは、ほんの少しだって本当は分かっているのに。
わたしもどこで違ってきたんだろう。

→　他人が幸せなら自分も幸せ＝真我
自分が幸せなら他人はどうなってもいい＝あべこべ装置。

私達はあべこべ装置の性能を試すという一番面白い人生の挑戦をしている。というのが私の仮説です。

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橋下さんとと、丸山議員の話が、パチンコ屋の倒産を応援するブログ、16日に記事に載っていました。
その確執が本当だとすると、橋下さんは公明正大の真逆のやり方だなと思いました。

→　もし橋下氏に勝ちたいのであれば、橋下氏に対して公明正大で誠意を維持することです。これが「陰陽仮説」からの必須条件です。
しかしこれには心の筋力が必要です。筋力がないと軸を保つことが出来ません。しゃがみ込んで泥仕合になります。

丸山氏のように「小さな警告」が何度も人生で警鐘されていたのにも関わらず、脇が甘い自分に甘い言動のために、全てがご破産になってしまいました。

「橋下が〜」と非難の応酬になるのが泥仕合。
逆に、橋下氏の戦法に警戒注意しながら、嫌な相手にこそ公明正大な態度を維持すること。これが最終的にその嫌な相手に勝つ布陣となります。
ただしこれを維持するには「心の筋力」が必要です。

自分でも不本意ながら、人生のエネルギーの大半を「泥仕合」で漏電する方はお気の毒です。ただでさえ短い一生が更に短くなります。
しかし心の筋力をつけること。心の軸を維持できるようになることで、自分の人生を自分の意志でコントロールすることが出来るようなる。これが陰陽仮説です。

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