ファンクラブから「皆さんへお願い」が、ファンクラブサイトに掲載されています。以下のような内容です。
所属事務所およびレコード会社、宿泊先などを訪ねる行為、待つ行為は禁止しております。交通機関等の公共の場で待つ行為は、一般のお客さんを巻き込んでの事故などが起きる可能性があり、一般のお客のご迷惑がかかりますので、絶対にお止めください。
こういうメッセージをわざわざファンクラブが出すのは、もしかして実際に「訪ねる行為、待つ行為」をして、迷惑になっているファンがいるのでしょうか。「訪ねる行為、待つ行為」をしても、”目くじらを立てるほどではない”と判断されていれば、こういうメッセージは出ないのでしょう。
僕は以前工藤静香さんのコンサートに行きまくった時期がある。今は倉木麻衣さんのライブに熱心に行っている。でもそこにはいくつかファンとしての姿勢に違いがある。工藤静香ファン時代は途中から”追っかけ”と称する行動をし、他のファンとの交流もわりと拒まずやっていた。倉木ファンになってからは、ツアーの”追っかけ行為”はやらず、他のファンとの交流にもかなり消極的。やはり今まで倉木麻衣さんのライブに行ってきて思うけれど、工藤静香さんのファンにも困った人、、問題行為をする人はいたけれど、やはり一段と倉木麻衣さんの他のファンの意地悪さが目に付き、僕自身虐め嫌がらせに苦しめられることも有り、倉木麻衣ファンの質の悪さがすごく気になっていた。
「待つ行為」というのが、一般のお客に迷惑になることはあるだろう。工藤静香ファン時代でも、ある年大阪のライブからのぞみで工藤さんが東京に戻るとき、新大阪駅に見送りに来た関西のファンが多数いて、新幹線が動きだすと、いっせいにホームのファンがそれにあわせて走り出し、危ないと感じたことはある。ファンのなかにもぶつかったとかいって、こぜりあいにもなっている人がいた。そういうのを見ると危険ですね。
「訪ねる行為」は、事前に承諾を得て行けばいいのでしょう。実際承諾が得られるかどうかはわかりませんが。僕自身は、工藤ファン時代も倉木ファンになってからも、一度も所属事務所やレコード会社に行ったことはありません。倉木さんの宿泊所についても情報がないし、行くつもりは今のところ全くありません。大阪のヒルズパン工場の建物の上の階にファンクラブがあったころ、ヒルズパン工場カフェにより、周囲をうろついたことはありました。ファンクラブが東京に転居してからも大阪に行く際にヒルズパン工場かフェにより、周囲をうろつくことはあります。ファンクラブが東京の六本木のほうらいやビルに移転してから一度も、その周辺をうろついたことはありません。六本木は行ったこと自体とても少ない。
僕は工藤静香ファンになったのは1989年でその年の秋からコンサートに行き始めた。実際にツアー限定で”追っかけ”と称する行動をとり始めたのは、1992年から。駅で待ったりしたのは、最初のころだけで、だいたい工藤さんの移動は、いつも同じような移動をするので、列車の時刻を考えると、何時の新幹線に乗りそうだということが、予想できることが多かった。
でもときどきその予想がうまく行かないこともあったし、1998年か1999年ころか、そのころになると移動パターンが変わってきて、予想が外れることも多かった。でも僕は”追っかけ”より、コンサートを鑑賞することのほうがウエイトが高く、”追っかけ”に失敗しても、あまり気にしてはいなかったけれど、ただ1998年から1999年くらいになると、工藤さんのほうが意識的に僕の”追っかけ”をかわそうとしているのかしら、と感じたことはあります。
工藤さんのファンの追っかけは、僕がやりはじめたころはあまり人数が多くなかったけれど、だんだんと増えていき、しかも女性ファンが圧倒的に多い。ある年工藤静香さんが大阪でコンサートをやった。新幹線で大阪に向った。僕も同じ新幹線に乗った。たぶんその新幹線に郷ひろみさんも乗っていたんじゃなかったか。郷ひろみさんは京都で降りたはず。工藤さんのファンは、東京で同じ新幹線に乗ったファン、名古屋から乗ってきたファン、新大阪でお待ちしていたファンもいて、新大阪について、工藤さんが車で会場に向うのをファンが見送ったのだけれど、僕が大雑把に人数を数えると約50人程度いて、9割が女性ファンだった。僕ら少数の男性ファンは端のほうにいた。
工藤さんのコンサートツアーも、1990年代後半1997年以降くらいになると、ツアーの追っかけをやっている女性ファンが、どうやら工藤静香さんのスケジュールを知っているらしいという印象を持った。どうも工藤さん本人が一部の女性ファンにスケジュールを教えているらしいという噂があった。これは他のファンに教えられたもので、僕自身は未確認だけれども、確かにスケジュールを知っているらしい女性ファンはいた。スケジュールを知っているファンは、結局それらしい行動をとってしまうから、目印になっていた。あとをつけるとかそういうものではない。東京駅に行ってそういうファンがいると、もうすぐ工藤さんが来るよ、という目印。
工藤さんのファンだけれども、その一方で、徹底的な”追っかけ嫌い”という人もいて、工藤さんのスケジュールを入手しても、追っかけをやる人には教えないという人もいた。”追っかけ”にすごく批判的な人も有力ファンのなかにも何人もいた。同じ新幹線に乗っていても、工藤さんがいる車両には絶対行かないというファンもいた。仕事は仕事、アーティストのプライベートはプライベートと、はっきり分ける考えの人もいた。
いろんな考えの人がいて、でもコンサートやイベントで顔をあわせると、交流を深めていた。工藤静香ファン時代に、今回のような「皆さんへのお願い」のようなものは、僕自身一度も見ていない。工藤静香ファンにも、困った奴、問題行為をするファンもいたのだけれど、やはりこういうものを見ると、僕に対する嫌がらせ行為を考えても、倉木さんのファンはかなり質が悪いのではないかという気がする。倉木さんの大きな課題は、ファンの質的向上でしょう。
僕は倉木麻衣さんのツアーの追っかけをやってみようかと思って、2回ほどそれを意識した行動をしたことがある。けれどうまく行かないので、やらなくなった。倉木さんのライブ・イベントの出待ち・入り待ちはほとんどやらない。2004年の熊本のライブで、初めて倉木さんの入り待ちに挑戦したけれど、失敗。いつ会場に倉木さんが入ったかわからない。他にも入り待ちらしいファンがいた。いつもなら入り待ちで、倉木さんはそういったファンたちに接しているのではないかと思った。この熊本のとき、入り待ちに失敗したけれど、倉木さんが僕の入り待ちを避けたのではないかという気がしていた。がっかり。ちなみにそのあと僕は近くの神社で御籤を引いたら、大吉だった。
僕はその後も”DEMACHI”と称するホール内でのイベントは別として、いわゆる出待ち・入り待ちにはほとんど加わっていない。出待ちは昨年と一昨年のカウントダウンライブのホール内の出待ちだけ2回参加で、あとは一切出待ちには不参加。入り待ちは以前福岡のライブのときに、暑くてたまらず、会場の裏が海なので、そこに行けば涼しいかと思って行ったけれどやはり暑く、どこか涼しいところはないかと、うろうろしていたら、たまたま倉木さんの入りに出くわしてしまったことがある。あと、名古屋のインストアイベントのときに、入り待ちするつもりはなかったのだけれども、他のファンとおしゃべりしていたら、そこへ倉木さんが来て会場に入って行ったことがある。2009年の花巻のライブのときに、他のファンの誘いもあって、入り待ちイベントに参加。もうすっかり制度として定着しているような印象だった。入り待ちに加わったのはその3回。
僕は他のファンとの交流に断固拒否ということはないけれど、きわめて消極的で、倉木さんの他のファンにあまり好感を持っていない。意地悪されることもよくあるし、今後も出待ち・入り待ちなどは不参加にしようと思っている。ただカウントダウンライブだけは例外的に、出待ちイベントに参加する方向で考えているけれど、苦しい立場だし、不参加にしようかとも考えている。明日までに決めよう。
カウントダウンライブの出待ちはホール内でやる。僕はほとんど出待ちに参加しないから、実際にはよくわからない部分もあるけれど、ファンクラブの会報の出待ちの写真を見ると、出待ちというのは、だいたいホール内やホールのロビーなどで行われるのでしょう。それに比べると入り待ちは一般のお客さんの往来するスペースで行われているのではないのかしら。リリース記念イベントのときの入り待ち出待ちも、一般のお客さんの往来するスペースで行われているのじゃないのかしら。これも将来問題が生じると禁止になってしまうのでしょう。入り待ちに参加するファンも気をつけないといけないですね。入り待ち、出待ちが禁止になっても、僕はもともと入り待ち、出待ちに好意的でないので、影響はほとんどありません。
以前ファンクラブで、「前日から並ぶようなことは止めてください」といっていても、前日から並んでしまうファンが居たようです。でもそういうファンに「前日から並んでいてくれたファンも居たようです。ありがとう」というような内容の発言を、倉木さん自身やっていたこともあったんじゃないかしら。今回のファンクラブから「皆さんへのお願い」のようなことを言っても、実際には「訪れる行為、待つ行為」をするファンが居て、そういうファンを倉木さんやスタッフが優遇するというようなことがあっても、それはそれでいいのかもしれませんが、それでトラブルがあるのなら、倉木さんやスタッフのほうも対応を変えるべきでしょう。
倉木さんのファンの質向上が課題だと思います。そういうことを言うと、「質がいいか量がいいか」とか、そういうことを言い出す人も出てくるのでしょうか。それで僕の発言の趣旨を理解しているつもりなのでしょうか。発言の趣旨なんて、いつも僕に意地悪する人は、気にしていないことが多い。
僕は倉木さんと同じホテルに宿泊したことはない。ないはず。僕はそんなに宿泊費の高いホテルに宿泊したことはないし、たぶんないでしょう。だいたい僕は倉木さんがどこに宿泊しているか知らない。知っていたことがない。工藤静香ファン時代は、僕は主にサウナ・カプセルホテルで泊まり歩いていたし、もちろん工藤静香さんと同じホテルに宿泊したことはありません。でも工藤静香さんの場合、同じホテルに僕の顔見知りのファンなどが多数宿泊していたことも珍しくない。僕も工藤さんと同じホテルに宿泊しているファンと、そのホテルのロビーで待ち合わせをしたことが1回ある。でもそのとき工藤さんには顔をあわせていない。
列車では、工藤静香さんと同じ列車に乗ったことは多い。1992年以降。同じ電車に乗ったのは多い。何度もある。同じグリーン車に乗ったのは、6回くらい。同じグリーン車にたくさんファンが乗っていることもあった。同じ飛行機に乗ったのはない。僕が知るかぎりファンが工藤さんに迷惑行為をしているのは目撃したことはない。工藤静香さんのほうが、ファンにすごく気をつかってくれていたことも多い。
お金の面など苦しいときもあったけれど、工藤静香ファン時代が、今になってとても懐かしく感じられるときがあります。楽しいときもあった。倉木麻衣ファンになって、他のファンから、あるいは他のファンに関連する事実無根の話や、それに伴うと思われる多方面からの虐めいやがらせが多く、苦しいこと、つらいことも多かった。僕は倉木麻衣さんと倉木さんの音楽とライブが好きだから、これからもファンは続けるつもり。冴えないファンですけれど。でも他の人の攻撃から自分を防御するためにも、他のファンとの交流には、消極的でいたいと思っている。